「ブログ内検索」は特別な検索
この検索機能は、ブログにアップロードした個々のユーザーの投稿データのみを対象範囲にできます。 これが一般のブラウザ検索と全く異なる点です。「ブログ内検索」の機能はブログのメンテナンスには欠かせない大事な機能です。 気になる事について、自分の過去の記事を探す時にも必要です。 エキサイトのブログシステムは、この機能をしっかり備えています。
「ブログ内検索」について気付いた事
ファイル更新日時が表示される
「Stylist」というChrome拡張機能が配布中止になりました。 私は「Stylist」を複数の記事で紹介していたので、それらに「入手不能の但し書き」をする事にしました。「ブログ内検索」で関連記事を拾い出し再編集をしたのですが、その過程で「興味深い仕様」に気付きました。
下図は、「Stylist」でブログ内検索をしたところです。 この画面は、前ページのアレンジを施していますが、未アレンジでも同内容で、
●赤枠のタイムスタンプが
再編集をした日時になっている
●検索結果はこの日時の順に並んでいる
という、ブログの他所では決して見られない内容が表示されています。
ブログ設定の「記事一覧」、サイドメニューの「カテゴリの一覧表示」「投稿年月別の一覧」、ブログ自体も含め、色々な場合に「投稿日時」が表示され、一覧はその順に並びます。 その「日時」は常に記事の編集画面の「投稿日時」で設定したものです。
ところが「ブログ内検索」の「日時」だけは、最後に編集をした「日時」が表示されます。 つまりここだけ「ファイル更新日時」が表示されるのです。
また上図を見て判る様に、検索結果はこの「ファイル更新日時」順に並びます。 ブログ上では昔の日付で並ぶ記事が、再編集した事で先頭に出て来たわけです。 上側の2件がそうですが、それ以外の件は再編集をしていないので、本来の並びです。 この仕様は、投稿の再編集の履歴を推測する手がかりとして利用が可能でしょう。
訪問済のリンク
下図は上と同じページですが、ピンク枠で示したのは「訪問済」で暗赤に着色されたリンクです。
この着色はブラウザの履歴機能を元に演出されます。「未訪問」「訪問済」の着色の有無、その色や文字デザインなど、全てがページのスキンで変更可能ですが、ここの色はChromeのデフォルトのままです。
注意が要るのは、着色したリンクは「ブログ内検索」のページの履歴で「訪問済」だという事です。 ブログ内検索と無関係に同じページを「訪問」していても、このページのリンクは着色されません。 一方、「ブログ内検索」のページで一旦リンクを押して「訪問済」になると、全く他の事で「ブログ内検索」をした場合もその履歴が残っていて着色されます。
この着色による標識も、ブログのメンテナンスの場合などに「既チェック」の標識として利用出来るでしょう。 但し、そういう作業の前には、過去の「訪問済」の履歴をリセットしておく必要があります。
訪問済リンクの履歴をリセット
Chrome に対して「
Ctrl +
Shift +
Delete」を押します。 下の様なダイアログが開くので、適当な履歴の時間的範囲、履歴内容を選択して、履歴の削除を実行します。
この操作で先の「訪問済」の標識がリセットされ、「ブログ内検索」の全てのリンクが、下図の様に「未訪問」の状態になります。
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