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原付で大型三脚を運ぶ (15) 最後の難関1

2009年 05月 06日
後は内装として緩衝材などを貼り付けるだけと思っていたら、困った事に足をとられ続けた。最初、ヒンジ部などの保護材に2mm厚のゴムシートを貼付けたところ、三脚を収納するとハッチが窮屈で閉じなくなった。その上、ゴムシートの接着に失敗している事が判り(接着剤の性能をテストするを参照されたい)、全面的にゴムシートの接着をやり直すことになった。同様に糊付ワンタッチテープは粘着力不足と判り、接着剤を使って糊の無いタイプを貼り直した。最後の難関の各章は、そういった遠回りは省き、完成に到った過程のみを記録した。

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先頭部に緩衝材を貼った。経験上、運搬物がカーゴ内で受ける衝撃の大きなものは、殆ど進行方向、つまりブレーキ時に生じるものだ。ここは、5mm厚の硬質発泡ウレタンシートを使用。
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もっと厚い方が良さそうだが、筒長の制限でぎりぎりの厚さだ。硬質発泡ウレタンは食器用スポンジの硬い物という感じで、断熱建材や車両用として広範に使われている。 ①はペンで型をとり、カッターで切っている所。②は接着を済ませ完成。接着剤はボンドSU、輪郭部と要所しか付けていない。

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カンヌキ機構の突起保護。ここは2mm厚のゴムシートを使用。
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③ハッチ側のカンヌキで、ゴム材を寿司ネタ様に載せた感じだ。ネジの突起部でゴムが反るのを圧着して無理矢理おさえ込んでいる。ボンドG17を使用。ゴムのたわみに抗して、接着後の経過は良好だ。
④本体側。三脚の脚が直接当たり、スペースの余裕がない個所。2mm厚ゴムシートにネジ突起部ごとに穴をあけた。余り保護材を厚く出来ないので、ネジの頭隠しは無し。ナットが三脚をキズ付けそうだが、すれすれでセーフだ。アルミ材表面をペーパーがけして接着剤はボンドG17を使用。
⑤は④の接着時の圧着の様子。圧着に使っているのは撮影用ライトのクリップ。

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ヒンジ部の保護シートは、同時にハッチ開口時の衝撃を吸収させるダンプ機構の役目を持たせた構造だ。収納時の内側へのたわみ込みや、ハッチ開口の制限が生じるかなど、実際に取り付けてみないと判らない。そこで安全策として、ハッチ側は調節の効くワンタッチテープ固定とした。
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図の上側Frontはケース先頭側のヒンジ周り。ヒンジ(黒)は、3.5mmネジで固定されていて、取付けナット(赤)の突起保護が必要な場所だ。ハッチ側のナットは、3mm厚のゴムシート(紺色)を加工したものを貼付け、周囲をなだらかにカバーする。その上に1mmのゴムシート(ブルー)が被さる。保護材の厚みを抑えるために苦労した個所だ。灰色で表した台は後述。

図の下側Rearは後部側のヒンジ周り。ハッチ側の保護カバーは同様だが、ケース本体側はパイプの端材を加工したものでナットをカバーしている。これに1mmゴムシート張付けた。後部側(三脚の脚側)は最もケースに入り難い。段間伸縮の機構で脚径が4~6mm太くなっている事によるが、実際はこの図より窮屈になり、僅かに尾部を斜めにして収納される。
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①後部の本体側ナットカバー。端材から削り出して微妙な曲線を造っている。
②後部ヒンジのハッチ側ナットカバー。3mmゴムシートの周囲を削っている。先頭側も全く同じ構造だ。接着面をペーパー処理してボンドSUを使用。
③本体側ナットカバーと1mmゴムシートを接着して完成したところ。 ケース本体とナットカバーは塩ビ専用接着剤、ゴムシートはペーパー処理してナットカバーへの接着はボンドSUを使用。

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三脚が収納される位置や体勢は殆ど固定され、その位置にまで納めるために、頭側の台が有効と判って来た。台があると、重さを預けられて楽で、収納時の三脚の姿勢が矯正され、狭くなりそうに見えるが、かえってスムーズに収納できるのだ。
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この台の導入で、先頭側の本体側ヒンジナット保護は不必要となった。ヒンジ保護の1mm厚シートは、この台の下に挟んで接着せずに固定した。

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保護材の取り付けの最終工程。ヒンジカバーシート裏の、ワンタッチテープの接着をしているところ。シート面をペーパー処理してボンドG17で接着。ハッチ側のワンタッチテープの接着もボンドG17を使用した。
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by Ataron | 2009-05-06 02:22 | 原付車載三脚ケース | Comments(0)
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