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原付で大型三脚を運ぶ (16) 最後の難関2

2009年 05月 06日
内装の保護シートの追加で、ケースは大変に窮屈なものになってしまった。その対策として、内装の改善(最後の難関1を参照されたい)と並行して、三脚自体の改造を再びせまられた。今度の改造は、横方向の飛び出しを少しずつ減らすスリム化が中心だ。ひとつひとつの改造で、次第に収納がスムーズになっていった。

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①ポール昇降の固定ネジ③は、様に少し飛び出している。
②これを少し短く切ったところ。締め込み時に指が掛かり難くなるので、これが限界。固定ネジを接線上で撮っているので脚より外側に見えるが、固定ネジはこの長さで既に壁に当たらない。脚のエルボーの方が円周の外側になる。
④先頭側ヒンジのケース奥の壁。左の傷跡はこの固定ネジによるもので、右(後方)の傷は脚上部のエルボーが当たったもの。ここは後に1mm厚ゴムシートを貼った。

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三脚の出入れ時にポール昇降レバーがからみ易い。昇降レバーは、よくある収納時に折りたたむ構造だ。
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この三脚は、ポールを下げてレバーをたたむと、上の写真の③の位置になる。ここでレバーの先端が少し外に出るのを改善した。
①昇降のラックピニオンギアを納めた部分で、ギア機構は三本のネジで蓋がされている。
②これを開いた所で、シンプルな構造だ。最下位でのレバー位置を変えるために、ギアを数個飛ばせて元に戻した。
④折りたたんだレバーが少し上になった。これで少しだがスリムになった。

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収納時の体勢を調べていて、三脚を長軸周りに少し傾けて収納するのがベストと判った。ケースに納まった時に自然にその傾きになる様に、三脚に小さな部品を付ける事にした。
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①左側は適当な傾斜角度を調べるためのウレタン材の型。右はこれを元に造った部品と取付用のネジ。
②開脚軸の中央にあるのは水準器等を取付けるオプションタブ。タブの左側には小型の水準器が嵌っているが、セコ品で水分が抜けていた。
③この予備の穴に①の部品を取付けた所。
④三脚を上から写したところ。三脚を水平な面に置くと、この部品を足として少し傾く。
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上の写真は、実際に三脚を収納した状態。手前の脚が少し揚がり、ヒンジナット等との位置関係が改善される。

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Aは開脚軸だが、脚を閉じて行くとBのステーの部品が脚に当たり止まる構造だった。当たりで塗装が剥げていないのは不思議だが、日本製には無い明快さだ。

閉脚の状態で、Cの中央ポールの下端と脚下部の間には隙間があり、Bを少し削れば脚下部はその分コンパクトに閉じる。少しでも脚を小さくしたいので、ここも削ることにした。
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上の写真の左と中央はBの部分の改造前。何故かステーの軸にネジを使わずハトメを使用している。安っぽくて気になっていた個所で、ついでにネジに取り替えた。右は改造後で、ステーの軸受部のTの部分とともに、ステーの脚に当たる部分のSも削っている。以上の結果、C点で、中央ポールと脚下部が当たるまで閉じる様になった。この改造はスリム化に効果が大だった。

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ステーを部分的に削り塗装が剥げた様で見苦しく、またハトメ軸を抜いた穴が軸にした4mmネジより広く遊びが多かったので、ステーを自作のものに交換する事にした。もとは12×4mmのステーを削っていたので、代替用に10×4mmのアルミ棒を入手した。
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適当に余裕を持たせて切り出したアルミ棒の両端に、4mm穴を約16cmの間隔であけた。幅10mmの中央に正確に穴を作る様に注意した。

穴にネジを通し、10mm径のワッシャーを表裏に固定。遊びがあるので、調節してアルミ棒の幅の中央に固定。これをステー端の円弧の型材にしてヤスリで整形した。
①途中の荒削りの状態
②半円弧の整形を済ませたところ
③ステーのセンターポール側の軸は、4mmネジを5mmネジに変更するので、整形後に穴を拡げている。右側は元のステー。

b0174191_0502929.jpgセンターポール側の取付けは、取付け穴、ネジを5mmに拡げてガタを払拭した。



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脚側のステー端の様子。Cは脚伸縮固定のクリップでSはステー。Lは伸縮固定具自体をバイプに締付け固定する20mm長の4mmネジで、ステーの脚側の軸はこのネジを利用している。おそらく最初からだろうが、ステーの厚さは4mmなのに、固定具側の隙間は10mm程度あり、遊びがありすぎた。Eは4mmネジ用の樹脂製スペーサー。5mm長のものを削って3mmにしてステーの両側に嵌めた。

振動対策としては気分程度の効果もないだろうが、ステー周りの遊びを減らした。
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by Ataron | 2009-05-06 23:22 | 原付車載三脚ケース | Comments(0)
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