神戸市の石井ダムは最近造られたもので、その下流に鳥原貯水池があります。 野鳥撮影のリサーチのつもりで、この水系を歩いてみました。 神戸電鉄鈴蘭台駅からJR神戸駅まで10km余り、下りのコースをとって正解でした
^^; 天気に恵まれて良い条件でしたが、残念なことに殆ど鳥さんと出会うことができません。 山間での鳥撮影が、全く判っていないのだろうという気がします。まぁ、もったいないので、写真を選んで纏めておきます。
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歩いたコースが黄色の線で、写真はおおよそ①~⑦のポイントで撮っています。各画像をクリックすると拡大して見易くなります。
① ドングリの森へ渡る橋。 ダムの高水位時にはこの橋も水没する事があるそうです。 左手の岩原は、角のない大きな岩が敷き集められて圧巻です。
この岩原の一番高い所に、おそらく水位観測等をするためであろう装置が立てられています。
② もう少し南へ、ダムに近付いて撮影。 左の看板は水没区域の注意書き。 各所にこの表示があります。 ダムの水位跡を見ると、ここが水没するのが判ります。
③ ダムの上流側で、満水時も水没しない管理道路から、湖面を撮影。 両岸に、遊歩路と小広場が造られています。
ダムの上は、ちょっとした展望台です。
④ ダムの下流側には、植樹をした遊歩道が造られています。 左側にソーラー施設、南を横切って走るのは、神戸電鉄です。
ダム横の階段を降りて、下流の遊歩道からダムを撮影。
⑤ ダムの下流は、昔からある渓流沿いのハイキング路になります。 少し下ると浄水場、そして山麓バイパスをくぐり、年代を感じさせる水路施設にでくわします。
これらの施設は、鳥原貯水池へ入る水流を調節するためのものでしょうか。
⑥ 鳥原貯水池の両岸に道があり、東側を下りました。 途中にあった湖岸の休憩所です。
⑦ 貯水池の南端です。 明治38年に造られたとあります。
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ハイキング案内みたいになりましたが、鳥撮影目的としては余り手ごたえのない印象でした。 でも、水があるなら鳥達がいてもとは思います。 渓流に降りて、そのまま下るぐらいの覚悟がないとだめなのかもしれません。
全て、 EOS7D + SIGMA 18-125mm F3.8-5.6 DC OS HSM にて撮影。