快晴の日曜、加古川河口周辺を鳥さんをたずね、てくてく歩きました。
山陽電鉄高砂駅からまっすぐ南へ、暑くて街中の通りもゴーストタウンみたいです。 1km程で「カネカ」の大きな工場と緑豊富な街路樹に出くわしました。
その街路樹に沿って歩いていると、何度も「ジュリリ」という声。 最初はムクっちかなと思ったのですが、この土地がらもしやと声の主を探すと、ハッカ君でした。
目標は河口、あわよくばイソヒヨドリを見つけたいという考えがあったので、ここに拘らずに河口の中洲への橋に昇りました。(橋を渡るには人がショートカットできる階段があります)
この高砂大橋は、休日のためか余り車が通りません。 下は橋上から見た河口の中州です。
中州の南端には入り江の海水浴場や公園や球場などの施設があります。
橋を渡っている途中で、隣の工場施設のてっぺんに一群のハッカチョウ達が来ました。
工場施設は横に見えますが、実際の地上からの高さはかなりあります。
このハッカ君、嘴の毛(冠羽というそうです)もはっきりせず、虹彩の色も緑っぽいのでまだ若いのだと思います。 トラックが通って驚いてどこかへ散り、またすぐに戻って来ました。
みな冠羽が少なくて、ムクドリに間違われそうです。 高い場所で風が強く、ここは気持ち良い遊び場になっているのかもしれません。
ワイワイやっているという感じです。
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中洲を南端まで歩きましたが、肝心の河口岸にはさしたる鳥さんの影はありませんでした。 工場地の沿岸も含めもっと調べないとならない様です。
帰りは中州から東へ相生橋を渡りました。
橋の周囲には野生のゆりかごと言えそうな中洲が広がっています。
遠かったのですが、アオサギとダイサギらしき4羽が、並んでのんびりしているところ。
橋の反対側でも、同じ組み合わせの2羽がいました。
こちらなど、まるで異種のお相手の方が良い様に見えますが、何か理由があるのでしょうか?
相生橋を東に渡って山陽電鉄尾上の松駅というコースで戻って来ました。 加古川の水系は自然の宝庫ですね。 余りに広大でポイントが絞れないのですが...
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野鳥は Pana DMC-G3 + Tokina AT-X400AF SD 、環境は G14-42mm を使用、画像はクリックで拡大表示します。