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カササギ君不在につき 2012.09.02

2012年 09月 03日
カササギ達の姿を見たくなり浜の宮を訪れて見たが、数時間を待っても姿をあらわさず。 暑さがなかなか去らないので、彼らは涼しい場所や水そのものを求めて、どこかへ移動している様に思える。 以前の夏もそんな感じだったのだ。

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松林の中は大きな日影の下に入ったに等しく、思った以上に涼しかった。 時折、東の水泳プールの賑わいが聞こえて来るものの、鳥達が忌避するほどではない。 その証拠に、少数だがムク鳥達が歩き周っていたし、ドバトが数羽いたし。 ありがたい事に、日曜なのに散歩人や犬が全くこなかったのは、この日射のせいだ。

とはいっても、やはり鳥の姿そのものがとても少なく、松林の下は深閑としていた。 待ち疲れたころ、ハシボソガラスが一羽やって来た。 こちらを見下ろしているので、パン片を投げてやる。 カササギに餌をやるのは難しいかなと思いながらも持って来たものだ。 カラスはすぐに意味を理解して、少し下の枝にフワリと近づいて来た。 カラスの安心できる場所まで私はそっと移動した。

すわり場所を見つけて振り返った時には、もうカラスは地面に降りていた。 パンに近づいたが少しためらった様子なので、私は安心しろよと合図した。 カラスは持ち去らずに、その場所で食べ始めた。 そのうちもう一羽、少し大きめのカラスがやって来た。 こちらは相棒の安全を見守ろうというのか、枝の上でじっとしていた。

食べ終わった降りていた方のカラスは、私に少し近い枝へ飛び上がった。 そして、しばらく私を見ていたが、そのうちに羽繕いを始めた。 後から来たカラスも同じ枝に移って来て、仲良く並んで私を見下ろすかっこうになった。 私はカメラを出そうか迷ったが、思いとどまった。 しゃがんでいるのがしんどくなった私は、枯れた松葉が敷き詰められた地面に寝転んだ。 私が寝そべったままで見上げると、彼らも静かにこちらを見ていた。 しばらく休んでいると、フリスビー投げをする一団が近づいて来た。 ホームレスの様な私と、カラス達の時間はおしまいというわけだ。 また彼らにも会うこともあるだろうと思いながら、私は立ち上がって松林を歩き始めた。

松林の日影を出ると、再び強い日差しだ。 白い雲が今年はとても印象的だ。 この夏の暑かったことを、このひとコマに撮っておこう。
b0174191_17305940.jpg


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環境撮影は Pana DMC-G3 + G14-42mm 、画像はクリックで拡大表示します。
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by Ataron | 2012-09-03 05:19 | 単なる写真 | Comments(0)
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