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HTML編集のあれこれ(5)/ エキサイトブログ

2016年 09月 05日
「通常編集」の画面に単純なテキストをペーストした場合でも、「HTML編集」の画面を開いてみると、思った以上にタグが付加されていて、何が起こっているのだろうと思わされます。

これについては、IE11とChrome・Edgeに分けて詳しくまとめているので、以下のリンクを参照ください。

  エキサイト編集枠のペースト時の挙動の謎 / IE11
  エキサイト編集枠のペースト時の挙動の謎 / Chrome と Edge

簡単に言うと、「通常編集画面」へのペーストに際して、テキストが改行で断片化されている場合、それをIE11環境では「段落:p」として取り込み、ChromeとEdgeの環境では「ブロック:div」として取り込む特徴があります。 何故IE11とChrome・Edgeとで挙動が異なるのか判りませんが、取り込み時に<p>や<div>のタグを付加するには、それなりの理由があると思われます。 いずれにせよ、通常編集でペーストする限りタグの追加がついてまわります。

●プレーンテキストをペーストする際は、「HTML編集+自動改行あり」にペーストするのが良策

これはブラウザの種類に関係なく言えることです。 テキストの改行や空白行には<br>タグが付加されるだけで、HTMLが見易いものとなります。 後のHTML編集を考慮するなら、特に有利なペースト法と言えるでしょう。

●「通常編集画面」では「<p>タグ」で区別された段落がHTML上にあっても、段落表現の1行開けが表現されません。(プレビューでは段落の1行開けが表示される) つまり<p>タグは行間調整の誤りを起こしやすい。

このため、IE11で通常編集画面にペーストした時は、<p>タグの存在に用心が要ります。
Chrome・Edgeではペースト時に限らず、通常編集の色々な入力でも<div>タグ付加が生じます。 しかし、<div>タグはHTMLが賑やかになっても組し易い様に感じます。

<p>タグ <div>タグとも、そのタグの範囲内に「通常編集」で後から改行を入れると、編集援助機能が働き「タグ終結の補完」が行われます。 これが、まれに意図と異なった結果になる事があり、HTML編集で修復が必要な場合があります。 改行を入れた途端に妙な事になったら、アイコンの「取り消し」で戻るか、HTML編集でタグ構成を見るのが早道かもしれません。



エキサイト新管理画面の編集操作の実用的なマニュアルを以下に纏めています。曖昧だった編集画面のふるまいが判ると、編集能力が確実に向上します。



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by Ataron | 2016-09-05 21:58 | PC環境(ハード/ソフト) | Trackback | Comments(0)
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