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カテゴリ:音響関係( 14 )

スピーカー音質ぐうたら改造法

2016年 12月 05日
メインスピーカーに20cmクラスのフルレンジのSeas FA22RCZ というユニットを今年の5月頃に導入しましたが、中音域にピークがある様で何か喧しい様な音の暴れに苦労しています。 グライコで調節してエージングして様子を見ているのですが。周特を測ったり、ネットワークを調節したりがベストでしょうが、時間をとられたくないので、今回はぐうたら作戦に出ました。 適当ですがそれなりに効果がある方法で、中高域を輻射するセンターキャップにダンパーとして植毛シートを貼り付けます。

今回のユニットの場合は、加工するのはダブルコーンのサブコーン部になります。 植毛シートは東急ハンズや手芸部材店で入手出来るもので、背面に粘着面が有るタイプです。 効果が不要になったり、意にそぐわなければ、丁寧にやれば剥がせて元に戻せる事が条件です。 植毛シートは音のダンプ(吸収)の目的ですが、薄手のスポンジシートも良いかもしれません。


サブコーンはラッパ状のカーブを持つ紙の整形部品です。

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先ずサブコーンの型を取りますが、正確な型は無理です。 中心より外周部にフィットする事を重視した型紙を求めました。 色々な半径のドーナツ型紙を作り、現物にあてがって最適なものを探しました。 最終的にはセロテープで型紙を円錐型に貼り合わせて、フィットを確かめています。

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型紙が決まったら、植毛シートを型紙に合せて切り出します。 これは、円カッターを利用した方が綺麗にできます。

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下は切り出したシートの様子ですが、ラッパ状の局面にフィットさせるために、植毛シートに適当に切込みを入れます。 植毛シートは強い力で伸縮しますが、スピーカー表面に貼る場合は強い力をかけられませんから、この様なカットが必要です。

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サブコーンにシートを貼り付ける作業が、一番苦労します。 貼り付ける要領を示したのが下図です。

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①対称軸がサブコーンの中心に向かう様に、サブコーンとダンパーの外周を合わせて押し付ける。
➁外周を添わせながら、貼り付けを少し進める。
➂一定進んだら、中心に向かって貼り付ける。
④再び外周を添わせながら、貼り付けを少し進める。
➄一定進んだら、中心に向かって貼り付ける。
⑥再び外周を添わせながら、貼り付けを少し進める。
➆一定進んだら、中心に向かって貼り付ける。
⑧再び外周を添わせながら、貼り付けを進める。

片側に向かって貼り付け終わったら、反対側に向かって➈➉と同じ様に貼り付けを進める。

①➁④⑥⑧➈の行程で、サブコーンとダンパーの外周を揃える様にすると綺麗に仕上がります。


と、まあ上記は作業の後で纏めたもので、実際は余り綺麗でもない出来です。 型紙の誤差からか、合わせ目が少し開いてしまいました。 サブコーンはボール紙程度の強度ですから、そこは無理な力をかけない注意が要ります。

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それで、効果は確かに少し暴れが減ったのですが、それでもまだまだ煩さがあります。 まあ、適当な事をやっているのですが、こういう非正規な音のコントロール方法もあるという話です。




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by Ataron | 2016-12-05 18:58 | 音響関係 | Comments(0)

フルレンジユニット Seas FA22RCZ を導入

2016年 05月 10日
私のステレオセットのスピーカーは、20cmフルレンジの ONKYO FRX-20 をサンスイの箱に入れたものでした。 ユニットは40年程頑張って来たのですが、先日突然片チャンネルが出なくなり、調べるとボイスコイルの断線でした。2年前にエッジ修復をして、未だまだ使えると思っていたのですが...

プロに任せればコイル修復も可能でしょうが、元の音はもう戻らないと思いました。 再び故障も有り得るので、新しいユニットの導入を決心したのです。

さてネットでユニット探しです。 一番問題にしたのは、気に入ってるサンスイ(SP200)の箱を継続して使うこと。 FRX-20 用に貼ったバッフルを、そのまま使えるユニットを探しました。 輸入販売ルートのある 20cmクラスのフルレンジユニットのほぼすべてを調べ、バッフル開口径と取付けネジ位置(径)の近似する機種を3機種程に絞り、価格ランク等から Seas FA22RCZ というユニットに決めました。

Seasはノルウェイのスピーカーメーカーで、入手先は輸入業者の MIXEL 、慣れない個人輸入より確実さを選択しました。

以下は、このユニットの実装の様子です。 導入を考えられている方は参考になると思います。


このユニットの端子部分です。
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①は透明な環状の樹脂フレームで、円盤状のダンパー➁は、これに貼り付けられている様です。 ➄はスピーカー全体の骨格(スパイダー)と一体の環状の枠で、①との間にダンパー➁を挟む構造です。 このユニットは変わっていて、横からボイスコイル⑥の一部が見えます。 工作時に、ゴミや金属粉等をここに吸い込ませない様に、一応注意した方が良いでしょう。

このユニットのダンパーは、シースルーで空気の抵抗を減らす意図が窺えます。 コイルボビンが長めでダンパー後方にカバーが無い構造は、ダンパー背圧の解放を考慮したらしく、コイルの露出はその結果でしょう。 スパイダーもコーンの背圧を極力逃がす形状で、ゴム製のエッジ、コーンのロングストローク(14mm)等、このユニットは独特の設計意図を感じさせるものです。

樹脂フレーム①の一部に端子板➂が固定されていて、フレキシブルワイア④は端子板にハンダ付けされてます。 ユニットへの配線に関してですが、端子板➂へのハンダ付け加工は、樹脂フレーム①を変形させる可能性があります。 どうも、ここは平型端子(雌)で配線するのが仕様の様です。 ただ、この端子板は少し薄く、接触圧が少し弱い様に感じました。 自信のある人は雌端子を増しカシメした方が良いかも。

下は私の結線の様子ですが、刺しただけでは端子に遊びがあり気になりました。
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コーン中央のサブコーンの様子です。
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コーンは薄い紫に染められてますが、染色されない茶色の繊維が一部浮いて見えます。 このラフなところも特徴なのかも?


このユニットの固定方法で注意が要るのは、6ヵ所の固定穴がM5の雌ネジ加工されている事です。 私はM5のボルトと爪付きナットを用意していたのですが、それを使うためにはフレームの雌ネジをドリルで潰す必要があります。
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雌ネジを潰さないならM4にするしかありません。 私はM4に変更することにし、ボルト類を買い直しました。 固定はM4ボルトで充分で、工作時のスピーカーの持ち上げには、このM5雌ネジがあって便利でした。

この雌ネジを固定に使う場合は、必然的にバッフル裏方向から固定する事になります。 これは普通には考えにくい事で、どうも搬送用のプロテクター固定のために、雌ネジにした様です。 下は梱包時にユニット前方に留められるコーン面のプロテクターで、M5雌ネジに噛むものです。
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ここからはバッフル板の再利用に関する話です。

以前のユニット FRX-20 のM5の4穴がX字方向に加工されていて、ネジ穴配置(直径210mm)が FA22RCZ と同じ。 ただ、FR22RCZ は6穴なので、元の対角の2穴だけが共通です。

この対角2穴(下図の丸枠)で FR22RCZ を仮固定し、フレームの外径を正確にくり抜いた3mm厚の床材➆を被せ、バッフル板に画鋲で固定しました。
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残り4穴をM5で加工して、フレームのM5雌ネジを潰す方法があったのですが、迷った末にM4に変更。 床材➆はそのために必要でした。 上の状態で対角のM5ボルトを抜き、ユニットを少し反時計に回転させ、6穴が時計文字の位置となる様にしました。 床材によって以前のユニットと軸が一致し、バッフル開口の中央にユニットが正確に配置される塩梅です。

次に、置かれたユニットの6穴に合わせてドリルで穴をあけて行きます。 先ず1ヵ所を4.5mmで垂直に落としM5ボルトで仮固定、その対角の穴を4.5mmで落としM5ボルトで仮固定。 後は残り4穴を4.5mmで空け、木屑を随時掃除機で吸いました。(掃除機の使用は、コーン部等を吸い付けて壊さない様に注意が要ります)

仮固定を再び外してユニットを取り外し、床材も取り外します。 4.5mmで開けた6穴を、掃除機で吸いながら5mm刃で拡張。 これは、M4の爪付きナット外形5.5mmの下穴として5mmが適しているからです。 下はユニットの本固定に使った M4のボルトと爪付きナットのペアです。
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何度も使うと痛むので、予備のM4ボルトを使って、M4爪付きナットをバッフル裏面から締め込んで固定。 6ヵ所はかなりくたびれます。 本来は裏から金槌で叩き込むものでしょうが、表から加工するにはボルトで締めるしかありません。 バッフル表面はボルト食い込みを防ぐため、4mm穴のL字金具を間に当てました。 爪付きナットが留まれば、後は配線したユニットを固定するだけです。


私のスピーカーボックスのバスレフポートは、外径90mmの塩ビパイプです。 バッフル板側に内径90mmの短い塩ビポートがあり、これに差し込んだ長いパイプが実際のポートになります。 この塩ビパイプの交換で、ボックスの低域の調整をする構造です。 今回のユニットで私のボックス約65ℓ等から計算し、ポート長20cmと暫定し新しい塩ビパイプを用意しました。

この概算は、以下のページでスピーカーとボックスの諸元を入力し、適当なポート長を算出したものです。 あくまで概算ですが、周波数特性グラフを見ながら値を計算できるのは便利です。

しかし、新しく用意した塩ビパイプは受け側のパイプに入り難く、叩き込むと二度と外せなくなるので、パイプを少し削って細くする事にしました。

最初は粗いサンドペーパーがけで済むと思ったが、予想に反して窮屈さに全く変化がありません。 人力では大変そうなので、電動ドリルを使う事にしました。
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電動ドリルを固定しているのは簡易版のドリルスタンドです。 ⑧はペットボトルで、塩ビパイプ内側にフィットするものを探して来ました。 ボトル口側の受けとして、あり合わせの塩ビパイプをバイスで固定。 ドリル側は、ペットボトルの底に穴を空けて6mmボルトをナット固定し、ボルトをドリルのチャック⑨に食わせてます。

この即席の旋盤をブン回して粗ヤスリで削って行ったのですが、それでも一本仕上げるのに半時間位は必要で、手作業から切り替えたのは正解でした。 削り過ぎると使えないので、何度も外したり合わせたりして、更に手間がかかっています。


音を説明する自信がありませんが、簡単にインプレッションを。

最初に感じたのはかなり能率が良い事。 仕様の通りで、これはアンプのボリューム位置で確認出来ました。 Seasの説明にありましたが、けっこう中高域が賑やかに出ます。 正面で聞くと賑やか過ぎで、外して横で聞くとちょうど良い程度か。

今は未だエージングの段階です。 今後、若干チューニングの手間が必要かも知れません。 新しいスピーカーの低音はくっきりして気持ちが良いですね。



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by Ataron | 2016-05-10 20:30 | 音響関係 | Comments(0)

イフェクター・マニアック

2014年 11月 18日
最近たまたま見つけてから、けっこう楽しみに見に行ったりしているブログが、下のリンクです。
  【○八】マルハチBlog
なぜ急にこのページを見に行く様になったかというと、私が1980年代にバンドのはしくれみたいなことをやっていて、当然ながらエレキギターのイフェクターに大いに関心を持っていたからです。

上記のページで紹介されるイフェクターの数々を見て驚くのは、今なお色々な種類のイフェクターが製造販売されていて、デジタル技術の導入が一般化した後も、デジタル/アナログ式に拘らず新しい製品の発表が行われているらしいということです。
更に「ビンテージサウンド」等の言葉で表される様ですが、過去のエレキアンプやイフェクターの音の特質を現代の技術で再現するという様なことが、けっこう定番化している様で、興味がつきません。

私が最後にイフェクターを購入したのは90年代終わり位で、デジタル化されて何種類ものイフェクター機能が小さな筐体一個に収まった、便利ながら何か面白みのないイフェクターでした。 それ以降は離れてしまっていたのです。 もはや、自分で音を出すという機会が殆ど無くなってしまい、イフェクターに対する関心も遠のいていたのですが、上記のページを見て関連リンク画像を見ていると、本格的なイフェクターとなると面白いなぁと感じます。

そうですね、ここで言う本格的というのは、出て来る音そのもので勝負しているという事で、実際に演奏に使って、楽器の音の一部になりうる素性を持っている、本気のエフェクターということですね。(ほとんど説明になっていませんが)



ここを見て欲しくなった機器のひとつで(欲しくなっただけです)、真空管を使ったディストーションユニットらしいのが以下です。
上の動画は T Rex社製の「Spindoctor」と「Spindoctor 2」というイフェクターの機能を比べている所らしく、イフェクターの中段のスイッチを押すとボリューム位置がパッと変化します。 こんなボリュームを始めて見ました。 プロ仕様の調整卓(ミキサー)で、縦方向スライダー操作を時間経過に沿って記憶し、再現できるスライダーボリュームがあるのは、何かの画像で見た様に思いますが。 こちらのは、設定したボリューム位置をスイッチ毎に記憶している様で、デジタル値で記憶する装置は今や普通でしょうが、アナログ位置で記憶/再現出来るのはいい。 音調整は物理的ボリューム操作による方がずっと扱い易いですから。

ギターを鳴らしていて少し遠ざかっておられる方、一度覗いて見られてはいかがでしょう。




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by Ataron | 2014-11-18 00:12 | 音響関係 | Comments(0)

適当で楽しい PC AUDIO装置

2014年 05月 18日
今のPCはAudio装置としても有効に働くので、私のPCは半分オーディオ装置と合体しています。 (私なりの)ベストな音を聞きたいと思う時は、ドライブから外部のDA変換ユニット経由で管アンブで中型スピーカーを鳴らします。
でもYouTubeなどを閲覧する時には、PCに付帯したイージーな装置の方が操作上や音量や雰囲気でもぴったり来ます。 増設スピーカーはショップに沢山ならんでますが、私はありきたりの製品を買う気にならず、ちょっと楽しくて便利なシステムを自作して使っています。 遊びの気分で適当に、何代かに渡って増築改造して来たので、自分のために回路を再確認しつつ紹介するしだいです。



➀ PCの音量はソフト上から調節可能だが、普通のボリュームを操作する方が簡単。 机上に音量ボリュームを配置する。
② 主アンプは数ワット級で粗悪ではないもの、電源はPCノイズの回避のため別個に取る。
③ メインスピーカーは、聴取位置を選ばない上向きのスピーカー配置。
➃ 中低音を別途アンプ内蔵のセンタースピーカーで補強。 これも机上のボリュームで音量調節する。
➄ ヘッドホーンを使える様に大型ジャックを装備、また、ステレオ→モノラルの切り替えスイッチを装備。

といったところが、このシステムのキーポイントです。



全体の構成は下図の様に、PC本体のサイド置きのMainAMP部、机上のControl部、外部ピーカー、アンプ内蔵センタースピーカーとなっています。
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MainAMP部
アンプはELEKITの5.7w+5.7wのステレオアンプキットです。 音量は余裕がありますが、初段の100KΩは50KΩ位で良いかも。 ➄の目的でMonoSWを設け、ヘッドホーンジャックを引出しています。 スピーカー音を出したくない場合は、Control部のMasterVRを絞ります。 ヘッドホーンには過大音量でGainVRを絞り、スピーカー再生の時は絞りません。 本当はバランスのためにヘッドホーンへはアッテネーターを入れるのが普通ですね。
MonoSWは、波形編集でスクラッチノイズか否かの判定時に有効で付けたものです。
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Control部
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ネット接続が時間単位の課金制だった時代に、接続時間をカウントするタイマーを作っていました。 電話回線がONすると時計が進むもので、上半分にはその回路が入っています。 このタイマーは今は不要ですが、下部のPC音量を調節するControl部は今も現役です。 作り直せばもっとコンパクトになりますが...
下の左はタイマー部分、右は底から見た音響用の回路の様子です。
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➀➃の目的で、色々抵抗値を試して値を決めています。 MasterVRはCカーブが良いのですが2連となると見つからずBカーブです。 スピーカーに直列に抵抗を入れる何か頭の悪そうな回路です。^^;  
赤い500Ωは両チャンネルのミキシング抵抗になり、これでCenterSPへの音声信号を取り出しています。



メインの左右のスピーカーはエンビ配管継手をボックスにしています。
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サンドペーパーで表面のツヤを取り、ツヤ消しラッカーを塗装するとなかなかいい味が出ました。 スピーカーはFostexの良品で、容量のあるボックスに入れたいところですが、ここはデザイン優先。 ③の上向きスピーカーは、ちょっと試してみたかった課題ですが、効果は?でした。 計算された反射板を付けてないから...やっばりデザイン優先で。  下は取り付けた状態です。
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センタースピーカーは、中低音の増強を目的にして、専用のボックスを作りました。 ボックスは机の一部として固定され、床面から1cm程の高さでスピーカーは床に向きます。 内部に20w程度のアンプを組み込んでいます。
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ダクトは2ヶ所設けていますが、テストの結果で片方を塞いでいます。 このダクトからの低音が主という考えで、回路上ではハイカットをしていません。 低音のバランスは、CenterSP VRで行います。

全くアバウトに作ったシステムですが、ネットからの音はむしろカタいこと言わない方が楽しめます。




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by Ataron | 2014-05-18 23:30 | 音響関係 | Comments(0)

さようなら CASIO DG-1

2014年 03月 14日
CASIOって妙な会社です。 初めてデジカメを世に送り出したり、時計や携帯のGショックシリーズなどの流れを作ったりと、家電類の歴史に功績は大きい。 しかし、このギターのDG-1は、まあコケていました。 こんなのを平気で出すところが、またすごいメーカーではあります。

ギターという楽器にシンセ的にアプローチすることは困難を極め、各社が手をこまねいている中、それでもCASIOはなんとか実現しようとした風に見えます。 で、それがいまだ完成から程遠いことを自認してか、玩具価格で売られていたのが CASIO DG-1 でした。
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私自身は、80年代にエフェクター製作にのめりこんでいた事もあり、このDG-1をあだ花と承知で購入し、やはりガッカリしたものでした。 下に実際の演奏している動画がありますから、興味のある方はどうぞ。

CASIO DG-1 DEMO

最近は物置がいっぱいになってガラクタを整理せざるを得なくなり、このDG-1も廃棄することに。 分別回収のために分解してプラボディもバラバラにしたのですが、ピックアップ部と糸巻きはなかなか良い造りなので、とっておくことにしました。

ピックアップ部で、ここがシンセ化の重要な要素です。
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ギターのシンセ化には弦のピッキングを信号として取出す必要があります。 エレキギターのピックアップからの信号を解析し、ピッキングを読み出す方式も多く試みられたはずですが、DG-1はその方法をばっさりと放棄。 ちょっと見は通常のピックアップに似ていますが、全く異なった機構です。 下は拡大した絵ですが、
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「A」の部分を見ると、コイル状の金属中空弦を通って黒いナイロン弦が出ています。 ナイロン弦は音程の振動をせず、ブリッジ側の金属中空弦でピッキングの振動のみを読み取らせる構造です。 また「B」で金属中空弦は、ブルーのウレタン材に押し付けられています。 これは、弦振動が長く伸びない様にミュートさせ、ピッキング信号のみを正確に拾う目的でしょう。

下はネック先の糸巻き部です。
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プラカバーの下はダイカスト製の糸巻き機構です。
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ナイロン弦は適当に張られているだけで良く、音程をチューニングする必要は全くありません。 それにしては、この糸巻きは立派な造りで、このアンバランスさはDG-1ならではです。

弦にはピッキングの情報しか求めないで、音程をどう実現するか。 ここでDG-1は、他にない大胆な方策を選択しています。 なんと、フレットの一つひとつが感圧ゴムスイッチになっているのです。 考えてみると、6弦×12音(オクターブあたり)×1.5(オクターブ数)としても、108のスイッチを並べれば良く、PCのキーボードを考えると困難な話ではありませんが、最初に見た時は驚いたものです。 弾く際に、指は弦をフレットに押し付けるので、そのフレット位置の音程を発振させる仕組みです。 その発振を、ピッキング信号のタイミングでコントロールすることで、シンセ化を果たしたのがDG-1なのです。 

+

このDG-1を実際に奏ってみると、楽器としては「なんだかな」というもので、それをあてに入手した人はほぼ間違いなくガッカリしたのではないでしょうか。 一番の問題は、チョーキングが全く不可能ということです。 間違いなく安定した音程を拾い出す方式は、逆につまらない演奏器具を実現してしまったのです。 この失敗は、逆にギターという楽器の深さをあらためて示したと言えるでしょう。

この大変に困難なギターのシンセ化を諦めず、常に限界に挑戦し続けたメーカーがローランド社です。 ローランド社は早々にシンセ化に着手し、後のデジタル技術の進化を取り込みつつ、様々な試みを繰り返して来た様です。 興味のある方は、下のリンクを参照ください。

 GRからGKへ / ギターシンセサイザーの進化と歴史をたどる
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上は最近のローランド製ギターシンセのボディです。 やはり専用に各弦ごとの信号を拾うピックアップを装備し、他にも色々と工夫がある様です。 これはシンセのトリガー装置であり、むしろ本体はこれに繋がるMIDI装置とした構造です。 

楽器の音は元素で、奏者のテクニックで音楽になります。 電子楽器における電子技術は、その両方に関係します。 元素である音の方は、今やほぼ征服されたかの感がありますが、テクニックへのアプローチは、私は見えない壁がある様な印象を持っています。 なるほど、ピッキングに対応して必要な音を繰り出す機能はずいぶん洗練された様です。 しかし、ギターの音色がシンセサイザーぽい音に置き変わっても、これではキーボードで良いんじゃないかと、つい思ってしまうのです。 無いものねだりでしょうか? 「あぁ、この音はどんな楽器で出せるんだろう」と、だれもが驚く様な発展型が、私はある様な気がしてならないのですが。




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by Ataron | 2014-03-14 15:04 | 音響関係 | Comments(0)

ONKYO FRX-20 エッジ修復 (2)

2013年 10月 27日
以前に知人の依頼でスピーカーのエッジ修理をした事があります。 スピーカーは車載用途で、初めての私にはうってつけでした。 下はその時の写真です。
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ネット上には自分で修理されている方の記事が沢山あるので、ここで手順は書きません。
ただ私の場合、最終の接着位置決め(芯出し)を少し丁寧に行いました。
①ウレタンエッジを先にコーン側に接着。
②エッジの4箇所を粘着テープでフレーム枠に仮固定する。
②アンプのAUX入力端子に触れて、接続したスピーカーにハムを鳴らさせる。
  (但し、出力は絶対に抑え、ボイスコイルの飛び出しを避ける)
③ハム音を鳴らしながら仮固定したエッジの位置を変え、澄んだ音とそうでない音の違いを聞きわける。
④納得の行く音となるエッジの位置で、各固定位置を順に本接着。
⑤再度ハムを鳴らして、問題ないかを確認。
という手順でした。 下は、この芯出しの様子です。
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③④のところがミソですね。 で、早い話が、自然にエッジが着地する場所で問題はなく、多くの方がやっている方法で、殆どの場合は良いだろうと思えました。 まあ、自分で納得できる芯出し方法を採ったら、それが判ったという事です。

+

ONKYO FRX-20 に関しては、エッジサイズが特殊で、適合する補修パーツがありませんでした。(このユニットの詳細は ONKYO FRX-20 エッジ修復(1)を参照ください) これは私の能力では手が出ずそのままにしていたのですが、先日有名な Audio Lab に問い合わせたところ、修理可能との返事でした。 多くの機種を扱っているプロ工房ですから、ここはお願いしようということに。

先ず、スピーカーユニットを外しました。 スピーカー本体を床上の座布団の上に寝かせての作業です。
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すべての造りに手抜きのない良いユニットです。 パスレフポートから腕を入れて、手で叩いてユニットを外しました。 ボックス背面板は多数の木ネジを外せば開けられるのですが、バッフル-背面板の補強ポール(改造付加したもの)も含め、木ネジ固定を甘くしたくないので、こういう取外し方法を採りました。 ユニット固定用のナットはバッフルの裏側で埋め込み固定していたので、ユニット取付けに際してナットの空回りなどの心配は不要でした。 スピーカー改造の際に手を抜いていなかったのが幸いしました。
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輸送用のダンボール箱造り。 ユニット前面にぴったりの底を持つ箱が必要で、ユニットに実あわせで造りました。 この2箱に収めた上で、更に倍の大きな箱に入れて送る予定です。 重いので、念には念です。
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+

〔追記〕
月日の流れは早いもの、この記事を書いてから既に1年以上経ちました。 もちろんラボの修復は完璧で、元の場所に収まったこのユニットは元気に鳴っています。 最初は予想の通り音がずいぶん違うなと感じましたが、エージングが進むにつれて豊かな音を出す様になりました。 周波数特性をチェックしていないのですが、それが優れたものが良い音とは限らないのがスピーカーのスピーカーたる所以です。 という理由で、もう気にはせず使っています。 もちろん、ツイーターとのバランス(これはスピーカーにアッテネーターがあるので)は適当に調整していますが。



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by Ataron | 2013-10-27 21:45 | 音響関係 | Comments(0)

ONKYO FRX-20 エッジ修復 (1)

2013年 10月 22日
私のオーディオ装置でメインスピーカーは、1960年代の山水製 SP-200 (30cm 65L)の箱に ONKYO FRX-20 (20cm フルレンジ) FOSTEX FT3RP (リボンツィータ) を入れたものです。 山水の箱は当時の製品の中では素性が良く、同等の箱を探すとずいぶん高価だという事が後に判って来ました。 それで、バッフル等を補強追加して、ユニットを更新したものです。 これは私の身の丈にちょうど良いスピーカーシステムなのです。

ONKYO FRX-20 は余り多く売れた製品ではないと思いますが、アルニコマグネットを使用した当時の意欲作です。 ONKYO はスピーカーメーカーとしては当時は余り目立ちませんでしたが、現在ではユニット生産数が最大だとか。 このスピーカーを作りはじめたあたりにそのルーツがあるのかもしれません。 ユニットを更新する際、最も使いたかったのが LE-8T ですが、買いそびれてこちらに落ち着いたものです。
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ツィーターとのバランス、ネットワークの調整などは、自分で揃えた周波数特性を調べる環境と自分の聴感を頼りに、一応の納得できるものに纏めました。 その後の経時変化や自分の耳の劣化^^;から、今は音がまともなのか頼りない話です。 いや、ちやんとやる気と時間があれば、それなりのレベルには持っていけるはずですが。 

現在の問題は、スピーカーエッジの劣化です。

+

ONKYO FRX-20 の詳細。

①1970年代のONKYO製で、アルニコマグネット使用の単体ユニットとして販売されていたものです。
②ロール部の幅が11mmと一般的なスピーカーより狭い (最下図の 150~172mm の部分)
  このロール部は、外から中央側に向かって次第に薄く加工されたウレタン2枚の張り合わせです。
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③エッジに正面より被さるゴム製の輪が特殊に整形されたもの (下図の172~185mm の部分)
④ダイキャスト側(エッジの外周を貼り付ける部分)の幅は3~4mm程度で余裕が少ない (下図の 172mmより外側の部分)

青字が私が採寸したものです。 断面図上で、横方向の数値は直径としての表記です。
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現在、エッジはなんとか破れる前で留まって再生可能ですが、既にエア洩れしているかもしれません。 次第に薄くなるロール部の再現等は当然あきらめていますが、箱にも愛着があり、可能なら修復して使用したいと考えています。

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関連記事は ONKYO FRX-20 エッジ修復(2)にあります。



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by Ataron | 2013-10-22 15:24 | 音響関係 | Comments(0)

真空管アンプの夜 (5)

2011年 05月 07日
KT-88を3極管接続する改造は、とても簡単です。 回路図は真空管アンプの夜(1)の改造点②にあります。
下の左が改造前、右が改造後(CGによる書き込み)です。
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KT-88のソケットの4番ピンに繋がっている茶色線(アウトプットトランスの中間タップです)を外し、他とショートしない様にチューブを被せるなどした上で、となりの橙色線(同じくアウトプットトランスからの線)に抱かせて固定します。 次に、グリッド保護抵抗の100Ωを、4番ピンと3番ピンの間にハンダ付けします。この作業を両方のソケットですれば完了です。

高圧なので、即座に切替えて聴取テストというわけには行きませんが、音の変化は判るものです。波形や特性を言う前に、マイルドで聞き疲れしない「おいしい音」だと私は思います。 また、パワーはウルトラリニアに比べて落ちますが、私のホームユースでは充分な出力です。

ウルトラリニア接続との音の違いですが、3極管アンプを使ったことがある人は、ブラインドで判断出来そうな気がします。 奇数次高調波歪の少ない(もしかしたら偶数次高調波歪の多い)3結の音は、私にとっては無二のものです。 このキットを使われる方は、元に戻せる用意をしながら3結改造を試されてはいかがでしょう。



以下に、KT-88の3極管接続に改造する際に考察したデータを紹介します。 当時、資料を漁り、無い知恵を絞って書いたものですが、付け焼刃なので今これを説明しろと言われれば困ります。 間違いがあっても許してやってください。



下はテトロード(4極接続)の時の動作グラフで、色付き線はウルトラリニア接続の現状を把握するために書き込んだものです。
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実測してみると、プレート/グリッド電圧が283v、バイアス電圧が-28.3vで、予測は285v -30v だったので、まあ当たらずといえども遠からずです。

予測値から、トライオード(3極接続)にした時、他の部品を換えなくても大事に至らないか推測したのが下のグラフです。緑で書き込んでいたバイアス電圧値-27.0v は実測値の-27.6v と近似し、予想通りと言えます。
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薄水色/ショッキングピンクの線は、本にあった管電圧250vの参考例を書き込んだもので、赤青の線は管電圧284vの現状です。細かい事を言わなければ、このままで充分な気がします。 正直、これ以上は難しくて判らないのです^^;



最後に、管球アンプ製作上で大事なポイントについて、旧い文献ですが内容があるので以下に引用します。 昔は色々なところで読んだ事ですが、最近は余り見かけません。 参考になれば幸いです。




〔 真空管アンプ製作の要領 〕 参考文献より抜粋

〔 プリアンプの部品配置 〕
プリアンプはメインアンプと異なり重量のある部品がありませんので、もっぱらハムの対策に話しをしぼって部品の配置を決めます。シールドワイヤーは、なるべく使わないで良いような配置を考えましょう。 通信機などの高周波を扱う回路では短い配線を心がけますが、プリアンプでも同じです。

〔 プリアンプの配線 〕
主に、アースのとり方が成否の鍵です。図Aのような1点アース式が、どちらかといえば安全な方法です。(失敗するとかえって悪いが)
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1点アースをしないで、手あたりしだいシャーシに落としてハムの出ない方法(メーカー製アンプのように)もありますが、ハムの出ない、場合によってはハムをキャンセルして少なくしてしまう様なアース位置をさがすには、1台の試作兼本番機ではムリでしょう。 まじめに1点式のフローティングアースをやるのが良いようです。アース母線式も良いのですが、図Bの様に誤るとハムの発生器になってしまいます。 その他は短い配線を頭において、シールドワイヤーの使用をなるべく減らすと良いでしょう。

〔 メインアンプの部品配置 〕
部品の配置は電気的な正しさが要求され、かつデザインも大事な要素になります。 また、重量も重くなるので、強度や重量配分も考えなければなりません。
●ハムに対する配慮
これは主に電源トランスのフラックスを初段の真空管が拾わないようにすることが大切です。図Cは悪い例です。 また、入力ピンジャックをAC線から遠ざけることも必要でしょう。
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●熱に対する配慮
メインアンプの出力管はどうしても熱くなります。そこで熱に弱い部品は、あらかじめ遠ざけることが大切です。電解ブロックコンデンサーは熱に弱く、出力管と隣り合わせなどというのは絶対いただけません。初段管のそばに電解コンを置いても配線さえ気をつければハムは出ません。
●発振に対する配慮
メインアンプの発振は主に配線によるものが多い様ですが、部品配置もある程度考えておかないと、後でどうにもならなくなります。出力管のプレートとトランスの端子との接続、入力関係の引き回し方、出力ターミナルまでの配線などが大切です。真空管のソケットの向きも注意が必要です。

〔 メインアンプの部品 〕
●電源トランス
レギュレーションの良いものが望まれます。もちろんハムを減らすためにも漏洩磁束の少ないものが良いのです。
●出カトランス
インダクタンスの十分あるハイファイ用が必要です。ハダカ特性の良い出カトランスはNFBをかけるのも楽です。
●コンデンサー類
電解コンデンサーは十分に耐圧の余裕があるものを使いましょう。
●抵抗類
高感度型のメインアンプでは、初段に関係するところは低雑音型を使った方が安全です。直結回路は少しの抵抗の誤差で失敗することがありますので、注意してください。

〔 メインアンプの配線 〕
●出カ回路の配線
出力回路はインピーダンスが低いので、シャーシーアースを使って図Dの様な配線をすると、必ずといって良い位に発振(モーター・ボディング)を起こしてしまいます。 図Eの様に、省略せずにきちんと配線すれば失敗はありません。
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●B電源
B電源は高電圧で電流も多いので、誤って触れたりショートをさせると大変に危険です。 十分に注意してください。
●シールドワイヤー
シールドワイヤーはメインアンプの場合、ほとんど使用しなくても支障ありません。

〔 外部機器のアース処理 〕
アース線がループを形成しない様に注意が必要です。 ループが出来るとオーディオセットはハム検知器になってしまいます。 これは、全ての回路で言えることも理解してください。
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by Ataron | 2011-05-07 22:18 | 音響関係 | Comments(0)

真空管アンプの夜 (4)

2011年 05月 07日
配線が完成して音出しをして、初段管からのハム処理が必要と判断しました。 初段管のヒーターDC点灯回路を組み入むことになり、スペースは電源トランスの真下に決めました。

このヒーター回路は実測で1.3A弱の電流を供給するので、ダイオードブリッジRS604Lやセメント抵抗の熱管理が必要と思われました。 下は、回路を構成するユニットの構造図です。
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2mmアルミ板の間にRS604L(緑色の表示)を挟み、ヒートシンクとしています。 ラグ板を使い、RS604Lやセメント抵抗の配線を伝う熱を逃がしています。2個の平滑コンデンサーは、プラケース内に固定してアルミ板から熱隔離しています。

下はユニット周辺の様子です。 ユニットの裏側(実動時は上側となる)は、トランスからの高圧の配線がありますので、用心のために薄いアルミ板で熱から保護しました。(左) ユニットの実装状態です。(右)
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最初の図の左側には、赤で温度の実測値を表示しています。これは、小型のデジタル温度計を使って調べました。
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左が温度計本体で、中が測定部です。茶色の部分は3×15mm程で0~90℃が計れるものです。右はシャーシ底板で、小さな穴はこのユニットの放熱を考慮して追加したものです。

ユニット周辺の温度は、アンプを1時間以上ランニングさせて測ったのですが、ダイオードブリッジICの発熱を逃がして正解でしょう。 温度がこの程度なら問題はなさそうと判断しましたが、実際に今までトラブルなしで働いています。


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by Ataron | 2011-05-07 02:21 | 音響関係 | Comments(0)

真空管アンプの夜 (3)

2011年 05月 07日
シャーシ内のパイプ配置は下の通りです。
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大型パーツ類の配置と配管が完成し、後は配線を待つ状態です。
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パイプを曲げることが出来ないので、折れる所は2つのパイプの突き合せとしています。 突き合せのパイプどうしは銅線で繋ぎ、電気的に接続を維持させています。(左) それぞれの配管端部(電源トランスに近い端)に、アース処理のための緑の線をハンダ付けしています。(右)
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中小型のコンデンサーや抵抗類を組み込み、アースの配線以外の配線を完成させたところです。
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下は、パイプ端からの配線の引き出し、パイプ中部からの配線の引き出し、パイプの折れる場所での配線などが判り易い部分です。
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電気的に同位の線は、パイプ内に2本を通しています。 各パイプ配管のアース線は、電源トランス近傍のシャーシのワンポイントにまとめて落とし、全く問題を生じませんでした。


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by Ataron | 2011-05-07 00:27 | 音響関係 | Comments(0)