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トンビとカラス

2009年 12月 17日
一般に鳶(トンビ、トビ)とカラスは犬猿の仲と思われている。実際に空中戦をやっているのを時々見かけるのだが、場合によってひつこさの違いがあっても、どうやらけん制をしているだけの様に見える。まぁ、自然界で無用な殺生や過剰な攻撃を行うのはヒトだけで、そういうのが本来なのかもしれないが。

寒さが増しそろそろ雪が降ろうかという季節だが、今日の午前中は晴れ。車内は暖かだが、外の風は冷たい。加東市の田畑の中の道路を走っていると、10羽程のトンビがあぜに群れて降りているのに出会った。これは遠くからでも目立ったのだが、近づいて見るとカラスが2羽、田んぼの中で餌を漁っていて、それをトンビ達がぼんやり眺めているという構図だ。
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カラスの方は餌漁りに熱心だが、トンビ達の方はみんな全くその気がないという感じ。ただ何羽かが見物に飽きたかの体で、やおら低く飛びあがり、隣のあぜに場所を変えたりするが、そこでも別に餌を漁る風でもない。
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水が幾らか溜まっている田んぼで、双方に有効な餌場なのかもしれないが、やたらと広い田畑のどこへでも行けば良いのに、犬猿の仲のはずの両者がわざわざ集まっているのは妙な按配だ。実のところ、彼らはけっこう馴染みのお友達なのではないかと感じた。
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by Ataron | 2009-12-17 23:28 | 鳥さんの写真 | Comments(0)

サイレント撮影(電子先幕)の落とし穴  追補

2009年 12月 09日
レンズ情報をボディに伝えられないマウントアダプター使用で、静音撮影の高速シャッター時に影が出る事象について、状況をもう少し正確に確認しておきます。

現在、マウントアダプターを介して使用している望遠は、Tamron SP500/F8 と Reflex-Nikkor 1000mm/F11 の二本です。

テスト撮影は、三脚固定でフォーカスを外して雲のない空を撮影するという適当なやり方だが、フードを必ず付ければ、画角は狭いので一応C-MOSに均一な光の入射を得られると考えた。撮影設定は、TV(シャッター速度優先)で、高速側から速度設定を順に落として行き、ライブビュー用評価測光(他の選択は不可)、ISOオートで撮影した。PCからリモートライブビュー撮影を利用して、設定切替えと画像取込みの手間を省いている。



Tamron SP500/F8
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縮小されているので判断し難いが、画像ごとに開いて判断すると、1/1600sec以下なら下端の影が問題ないと思われたが、厳密には1/1250secあたりから少しずつ影響が生じている様だ。 望遠撮影では、周辺減光を気にしない場合が殆どだから、1/2000sec以上を注意領域と考えれば良いだろう。

Reflex-Nikkor 1000mm/F11
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SP500より一段ほど影響の出方が早い様に思われる。1/1600sec以上が注意領域。



対策として、撮影モードは「ライブビュー撮影」としたまま、「静音撮影をしない」を指定にすれば、連写も可能なミラーアッブ撮影として機能する。(非ライブビュー撮影としてミラーアップ撮影は可能だが、その場合はシャッターが2アクションとなり連写が出来ない)
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この設定をReflex-Nikkor 1000mm で実際にテストしてみた結果が以下。
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最初の1/8000secと1/6400secが露出アンダーなのはISOオート上限3200に達してしまったため。露光ムラの問題はこれで解決出来る。もちろんモードを通常の非ライブビュー撮影にすれば、当然露光ムラは生じないが、ミラーショックの影響は一応心得ておく必要があるだろう。

先幕、後幕ともに動作するので、静音撮影の電子先幕より原理的には振動を生じていると思われるが、少しテスト撮影してみた。下のサンプルはホワイトバランス、ピクチャーモード、ノイズリダクション設定等が以前と異なるが、差し引いて判断して頂きたい。
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実は、この撮影をした時は日照が強く、比較的近距離だがシャッターブレより気流の影響がはるかに強く、ISOを1600に上げシャッタースピードを稼ぐ結果になった。以前の1/40secとは離れた1/500secなのでよい比較にならないが、電子先幕と通常の先幕の差は、野鳥撮影の実用上で余りなさそうな気がするのだが。
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by Ataron | 2009-12-09 02:37 | 撮影機材/技術 | Comments(0)

サイレント撮影(電子先幕)の落とし穴

2009年 12月 06日
時間に余裕が出来て色々テストをするが、余りに散漫な結果で幾つかボツにしている。総じて1000mmを7Dで有効に使いこなす目的のテストなのだが。普通は実際のフィールドで適応させながら慣れるものだろうが、1000mmReflexにせよEOS 7Dにせよ、少し尋常でないツールだと感じているから(それ故に魅力があり選んだというのもあるが)、「とりあえず撮れる」というレベルでは少し納得できないでいる。

超望遠に避けて通れないシャッターブレの問題には、7Dの静音撮影機能が大変有効だが、別目的でテストをしていてちょっとした問題に気付いた。高速シャッター時の撮影で画面の下方にミラーケラレの様な影が出るのだ。
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静音撮影を実現している電子先幕は、物理的な幕の遮光状態を巧みに再現しているという。シャッター幕とC-MOSには隙間があるため、後幕は正確に線を引いた様な遮光ではなく、半影を伴った(境がボケた)遮光状態で、この半影もレンズ後方の光の投影の状態により変化する。こういう後幕の遮光特性に合わせ、電子先幕側は緻密に露光開始のタイミングを調節して、露光ムラを生じない様にしているらしい。レンズの焦点距離などの情報も含めてコントロールしているので、マウントアダプターを介したレンズでは静音撮影は可能だが、補正が効かない状態になっていた様だ。

問題が表面化するのは、高速シャッター(1/2000sec以上あたりからと思われる)を使用した時で、レンズ情報が伝達できないマウント方式の場合は注意が必要だ。マニュアルによればエクステンダー、アオリ機構などの場合(補正がうまく出来ないからと思われるが)、静音撮影出来ないとなっている。シャッター速度が低速なら問題なさそうだが、どのあたりから補正が必要な露光になっているのかは、正確には判らないのが気になる。

今まで高速シャッターを使っていなかったので気が付かなかったが、実撮影の環境によっては考慮が必要だろう。そもそも、1/1000secを超えて撮れる位なら静音撮影(ショックレス撮影)は要らないだろうと言われそうだが、あくまでショックレス撮影に拘るなら、対応策としては、「ライブビュー撮影<する>」「静音撮影<しない>」という設定が有効そうだ。この設定では先幕、後幕とも動作するが、ミラー動作は無く、高速連続撮影でもシャッター音やショックの印象は静音撮影とほぼ変わらない。実質は、ミラーアッブ撮影と同じことだろう。



後日、この問題に関して少し詳しいテストをしました。 以下のリンクを参照ください。

サイレント撮影(電子先幕)の落とし穴  追補




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by Ataron | 2009-12-06 23:27 | 撮影機材/技術 | Comments(0)