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Tokina Reflex 500mm / F8   (2)

2011年 07月 28日
レンズを接着する接着剤として、昔はカナダバルサムが定番だった様です。 最近は紫外線で硬化する接着剤が用いられますが、一度接着したら剥離する事はほぼ不可能といいます。 その点、カナダバルサムは加熱により溶融し再加工可能で、価格が安い点も今回には適していると判断しました。

入手は薬品会社からでも可能ですが、通販利用の点で「顕微鏡のプレパラートキット」に付属のものを利用しました。
 Vixen プレパラートキット



先ず、鏡筒の前面のレンズを外しました。 カニ爪を購入するほどの話でないので、手元にあったステンレスの蝶番を利用しました。 鏡筒内径より1mmほど幅が大きいのでヤスリで幅を調整、刃先の厚みも削って少し薄くしました。 下の①は、この蝶番でレンズを固定しているリングを廻している所です。 レンズに傷を付けない様に、緑色のフェルト状シートを置いています。
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②は、取り外した前面レンズです。 これは、外面を下にして置いた状態で、内面中央に副鏡の一部が貼り付いています。
③外面を上にして、ドーナツ状に加工したフェルト状シートを正確に貼り付けました。 このシートで、脱落した副鏡を貼り付ける位置を決めます。 また、シートの粘着剤がシールとなり、余分なカナダバルサムが周囲に拡がるのを防ぎます。
④副鏡を試しに置いた状態です。

カナダバルサムは常温では固化するので、プレパラート用は溶剤に溶かしたものです。(下①) レンズ接着の場合には、この溶剤を熱して飛ばすとネットの各所で書かれています。 今回、その方法をなぞってやってみました。
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②用意したのは大サジと小さな灰皿、それとドライアーです。 サジの柄は置いた時に落ち付く様に曲げています。
③サジに半分程のバルサムを取り、ドライアーで上から下から2~3分熱すると、溶剤が蒸発して元の半分以下になって来ます。 サジを傾けると粘りが出て来たのが判ります。 接着に入る頃合いは、ハチミツ程度は少し早く、それ以上に粘って来た位の時が良さそうです。
④フェルト状シートのドーナツの中央にバルサムを垂らし、副鏡を押付けて空気を出してしまいます。 写真は、レンズ外面を下にして置いて固着を待っているところです。 接着している副鏡は下になり、その上に前面レンズと内側副鏡という順に重なっています。 前面レンズに張り付けたフェルト状シートの糊面が白いドーナツとして見えています。 中央の黄金色がカナダバルサムの接着面です。 接着面の隙間が広く、バルサム層が厚いため色が濃く出ていますが、これがダメなら化学接着剤しか手がありません。 ゴミが沢山入った様に見えますが、これは小さな泡です。 どうでもなれと諦めていたら、泡は時間が経つとずいぶん消えてしまいました。 不思議ですが、これは有難い特性です。
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あとは固着を待っていますが、果たして使えたものでしょうか? まあ、ジャンクですから...
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by Ataron | 2011-07-28 23:44 | 撮影機材/技術 | Comments(2)

パンケーキ LUMIX G 20mm/F1.7 ASPH.

2011年 07月 24日
1ヶ月は待たされそうな話でしたが、10日程でAmazonからレンズが届きました。

現在、20mm周囲の焦点のマイクロフォーサーズ用レンズでは、LUMIX G 20mm/F1.7が一番優れたレンズではとの評判です。 マイクロフォーサーズ規格は、レンズの収差補正に積極的に画像処理を使えること、パナソニックが光学ピックアップ生産などを通じてプラスチックモールドレンズのノウハウに長けている事、ミラーレス機は広角に適した短いフランジバックであること、などの利点が結実したのではないでしょうか。



レンズを知るには、ある程度時間が必要です。 連れ歩いて、色んな場合に色んな物を撮って、なんとなく他のレンズと違う所に気がつければ良いのですが...単なる思い込みや、他のファクターのせいだったりして...そんな事があるので、とても各レンズの良し悪しについて自信を持って言う気にはなれません。 まぁ、参考程度に...

シャープなので絞らないで撮り、F1.7のボケを最大に使うというのが、このレンズの扱いのメイン作法になると思っています。 F1.7は明るく、下の様な曇り空でも1/4000sec になってしまいます。
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下はフロントガラス越しに撮ったので、トーンを補正しています。少し色が不自然かもしれません。
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アベリアが小公園に咲いていました。 好きな花なので、寄ってボケを出す典型的な撮り方をしてみました。初歩的な大ボカシになってしまいました。これから色々やって中ボカシにトライします。
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暗い時間の撮影は、レンズだけでなくボディの能力に負うものも多いですね。これだけトリミングですが、こんなものかな。
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パンケーキはGF等のボディに一番似合うと思いますが、G1でラフに扱いたいのでプロテクトフィルターは必須。その外にガードとしてラバーフードを付けました。 ラバーフードは押し込んだ状態も引き出した状態もバランスが良い感じ。 これでレンズキャップなしで持ち歩くつもりです。
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by Ataron | 2011-07-24 23:49 | 単なる写真 | Comments(0)

Tokina Reflex 500mm / F8   (1)

2011年 07月 21日
オートフォーカス化以前の銀塩時代には、レンズを作っていたメーカーの多くが500mmミラー望遠などを出していました。 しかし、リングボケ、フレアー傾向などの問題があり、オートフォーカス化が難しいというマイナスが追い討ちになり、殆どのメーカーがミラーレンズを放棄。 この結果、今は良質のミラーレンズは中古に頼らざるを得なくなり、しかも、それらは経時変化で傷みを生じたものが多くなって来ています。

私の場合、Tamron SP500/F8 を1980年代の後半に中古で入手しOMで使用していましたが、デジタルで使用しはじめた時には、副鏡の周辺に蒸着浮きの様な経時劣化を生じていました。 それで、500mmのミラーは、本当はもっと良い絵が得られるのではという思いがあり、G1で SP500 を試しつつも、ついオークションを漁ってしまうのです。

500mm Reflex というのは、最も多種が作られた定番でしょう。 現在Kenkoから出ている韓国メーカーのOEM1機種を除き、すべてF8の横並びです。 ミラーレンズの場合、副鏡のマスキングを計算に入れるとF値はこれを下まわり、各社で微妙な差もあるのではと思うのですが、細かいことを言うほどの事はないのかも。
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ざっとこんなに見つかりましたが、まだあるでしょう。 OEMで中味は一緒というのもあるかもしれませんが、これらが作られた時代にミラーは確固としたポジションを守っていたと言えるでしょう。

最後の Minolta AF Reflex 500 は、唯一オートフォーカス化をなしとげ、SONY傘下でも生産されたのはよく知られています。 このミノルタの技術は、もしかすると Panasonic の下でもう一度花を開かせるかもしれません。



さて、こんな出品の中から見つけたのが、Tokina Reflex 500mm / F8 です。 Kenko が販売している韓国製OEMのミラーレンズは、B級品という印象です。 Kenko は Tokina 製品も扱っているので、このレンズも混同されるのか、かなり安い値段で扱われています。 しかし、販売時の価格は5万以上でTamronに近いランクの製品だった様です。
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左が Tokina、右がTamron です。 Tokina 製はひとまわりコンパクトで、三脚座はありません。軽いレンズだから、三脚はボディで良いという判断でしょう。

しかし、入手したものはジャンクでした。 光学系も筐体もとても良いコンディションなのですが、副鏡の一部がセンターからズレていました。 レンズ前面の中央キャップ中に副鏡があり、これが前面レンズに貼り付けられた構造なのですが、接着剤が溶けた様に柔らかくなり副鏡が移動していたのです。 仕方ないので接着剤の跡をぬぐいながら、副鏡を前面レンズから外しました。
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副鏡は綺麗です。副鏡を外した前面レンズも、傷は付いていません。
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ただ、前面レンズの内側にも副鏡のレンズ系が貼り付いているのですが、この接着部のバルサム(接着剤?)も劣化が生じています。

とにかく副鏡の接着を修復しない事には、このミラーは使えません。 現在、カナダバルサムか光硬化型接着剤の入手を考えています。 本体の価格より接着剤の方が高くなりかねないけれど...
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by Ataron | 2011-07-21 01:04 | 撮影機材/技術 | Comments(0)

明石公園 2011.07.17 新レフレックス時代へ向けて

2011年 07月 17日
DMC-G1 の導入は、私の中で少し化学変化を生じさせています。 ボディの入手から一直線にMFアシストのリモート化に進んだのは正解でした。

振り返ると、一眼最初の EOS Kiss DN を入手して以来、マニュアルフォーカシングに耐えるファインダーを求めて来たのです。 マグニファイアでは倍率が足らず、アングルファインダーでは操作しずらさが残り、倍率の高い EOS7Dのファインダーでも足らず、ライブ液晶は明るいととても使えない。 G1の EVF に辿り着き、MFアシストワンタッチ化の改造を経て、高画素のフォーカシングに初めて手ごたえを感じました。

ここからフィールドで使ってみると、Reflex-Nikkor 1000mm/F11 は「明るさ」が犠牲になっている事が判りました。 重い上に撮影範囲を狭めてしまう機材、場面を選んでの限定システムという感じ。 どうどう巡りの気もするけれども、それじゃ500mmのレフレックスってどうよと考えはじめました。そもそも最初は Tamron SP500/F8 から始めたのです。 素直に屈折500mm手ブレ補正付きに進むのも良いでしょうが、持ち回りは1000mm/F11 と変わらなさそうだし。 別に投資は惜しくないのですが...



そんななりゆきで、Tamron SP500/F8 を引っ張り出して来ました。 これに超軽量の小型三脚と DMC-G1 とを携えて、明石公園に行って来ました。 携帯重視のレフレックスの500mm でどの程度撮れるかを確かめたかったのです、ちゃんとフォーカシングが出来る DMC-G1 を使うという条件下で。

スズメ達の水浴び。 水場にいる子供達を気にしながら、先ずは水を飲んでいます。
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ここまで来たら暑さには我慢できないね。
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みるまに仲間が増えます。
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川の傍の草地にしゃがみ、ごそごそと。 普通は枝で乾かすのに、こういう休憩の仕方は初めて見ました。 枯れた芝様の場所で、巣の中に居るみたいなのが良いのでしょうか? しばらくして、ここを飛び出して行きました。
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トンボもたまには撮ってみます。 近いのでフォーカスは一部にしか来ません。
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静かな堀池でセキレイの子供達が遊んでいました。 そっと近付いて三脚を下ろすと、見つけて確かめに近寄って来る子もいました。全くセキレイの性格です。
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今回の写真は縮小のみでノートリミング、シャープネスは強めにしています。 EF300mm F4L ではトリミングが普通ですが、ミラーレンズは大きなトリミングに耐えるほどの像はなかなか得られません。 Tamron SP500/F8 も、ノートリミング→縮小でシャープ感を稼ぐのがベターと思います。 シャープネスはアンシャープマスクに頼らない方が自然で良さそうに感じます。

やはり、F8ではずいぶんとISO設定に余裕が出ます。 低めのISOで絵が綺麗になり、シャタースピードにも余裕が出来、EF300mm F4L に近い感覚で撮れます。 (EF300mm F4Lでは、悪条件なら開くという手が使え、より楽ですが) 普通のフィールドでは、F8 は最低条件と思えます。 昔は銀塩フィルムで撮っていたのですから、それに比べたらずっと楽なんですが。



DMC-G1 + SP500/F8 は、軽量三脚を合わせても手持ちに近い軽い装備です。 フィールドで移動しやすい事はとても重要な要素と改めて思いました。 つい500mmレフレックスに手ブレ補正とオートフォーカスが付けばなぁと思ってしまいます。 また、レフレックスは現代的なリニュアルがほぼ追求されていません。 副鏡以下の光学設計も改善の余地がありそうに想像するのですが。

デジカメinfo の情報に「パナソニックが2本のミラーレンズ(レフレックスレンズ)を開発中?」とあります。 なにか、私の様なマニアの要望とシンクロしているかのごとき話題で、パナの開発が期待に応えてくれると嬉しいのですが。 持ち歩き楽な手持ち超望遠ですね、欲しいのは。



Panasonic DMC-G1 (Lumix)+Tamron SP500/F8 で撮影、画像はクリックで拡大表示します。
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by Ataron | 2011-07-17 22:43 | 鳥さんの写真 | Comments(0)

レンズ求めて神戸から梅田へ

2011年 07月 12日
先の休日、Lumix のパンケーキ(20mm F1.7)を求めて街に出ました。



最初に向かったのは神戸ハーバーランド、やたら天気が良くて明るい。
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ソフマップに行ったところ、価格Com価格の3割以上の高値。さすがにアホライシイのでパスしました。ランドには光が溢れていました。
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オネエさんに悪いと思ってたからかピンボケになってました。
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撮りたかったのは、足元にいるスズメ君。なんかくれないかと、おそるおそる寄ってるのに、オネエさんは気付かないのです^^;



ハーバーランドを後に、JRで梅田に出ました。 City梅田の周辺はどんどん変化して、昔の記憶を元に思った方向に行こうとしても、なかなか辿りつけません。 私は方向感覚は悪くない方だと思うのですが...
そこいらで宣伝されているJR駅のアーケードです。
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右手を見上げるとヨドバシカメラのある巨大店舗ビル。
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ヨドバシと道路を挟んで東側の中古カメラ店へ先ず行ってみました。
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実はこのあたりの中古店は一度も覗いたことがないのです。 2店ほどありましたが、どちらもパンケーキは無かったものの、ルート開拓が出来て少し満足。 後で調べると梅田近辺にはかなり中古店がある様です。

結局、新品のパンケーキにしようとヨドバシに行ったのですが、価格は納得ながら現品は入荷待ちだと言われました。 これは震災の影響?それとも良く売れて品薄? 気安く梅田に来れないので、もはや通販と決めてヨドバシを後にしました。



淡路島が見えるところまで帰って来ました。 カラスが海峡を渡る風で涼んでいました。
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この日の夜にアマゾンでリクエストしたところ、「通常1~3か月以内に発送」となっていました。 これって、実際どれくらいで来るのか、なかば興味津々です。 なんか道楽買いです。



Panasonic DMC-FX33 (Lumix)で撮影、一部の画像はクリックで拡大表示します。
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by Ataron | 2011-07-12 18:51 | 単なる写真 | Comments(0)

浜の宮公園 2011.07.11

2011年 07月 11日
カササギのいる浜の宮公園を3ヶ月ぶりに訪れました。 今回は Reflex-Nikkor 1000mm に Pana DMC-G1 を着けています。 しかし、カササギ君は少ししか姿を見せてくれません。やっと撮れたのがこれだけ。
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まあ、ここのカササギ達は余り追いかけるのも...居てくれるだけでほっとします。

この松林、夏場はムクドリ達が席巻してる様です。
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ムクドリが地面を移動するのを追う程度でも1000mmとなるとフォーカスが間に合いません。 DMC-G1のマニュアルフォーカスアシストを使えるのは、殆どまったりと休んでいる様な時や枝留まりに限られます。オートフォーカスや手ブレ防止機能にどれだけ助けられているのか、あらためて思い知らされます。 下の枝留まりは縦方向のみトリミングで、この倍率は得がたいものですが、有効な場面の制約が非常に多いシステムという事が良く判りました。 F11はとても暗いです。
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カラス君がひょっこり視野の範囲に留まりました。
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なかなか可愛い顔をしてますが、ここではカササギといつもやりあっています。 もちろんちょっかいを出すのはカラスの側です。 ISO1600ですが、G1のノイズはちょっと厳しいですね。 新しいG3等なら7D並のノイズレベルまで改善していそうですが。
この松林では、キツツキの様に樹皮にへばりついて餌を追うムクドリもいます。 余り見ないかっこうですが、状況に柔軟に適応するんですね。
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Panasonic DMC-G1 (Lumix) + Reflex-Nikkor 1000mm/F11 で撮影、画像はクリックで拡大表示します。
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by Ataron | 2011-07-11 20:58 | 鳥さんの写真 | Comments(0)

明石公園 2011.07.10 梅雨明けてさっそく暑い

2011年 07月 10日
梅雨明け宣言の通り、日曜日は夏の強烈な日差しでした。 日中はきっと鳥さんも暑さを避けているとふんで、夕方に公園に来ました。

最初に出会ったスズメ君、池の柵に留まってやはり暑そうにしています。
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すぐに日陰に降りたのですが、目をつぶって休んでます。
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小川に近付くと、ムクドリのギュルギュル・ギャーギャーとやたら賑やかな声が聞こえて来ました。群れで飛び立つのやら降りてくるのやら。驚かさないように覗いて見ると、沢山集まって水浴びをしていました。
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気持ちよいのか集団狂騒状態。小学生がプールに入った時みたいです。
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かなりの数が集まっていましたが、しだいに樹上に移り毛づくろいをはじめました。
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これから暑い夏、毎日こういうのを繰り返していくのでしょう。



EOS7D + Canon EF300mm F4L IS USM で撮影、画像はクリックで拡大表示します。
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by Ataron | 2011-07-10 19:55 | 鳥さんの写真 | Comments(0)