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浜の宮公園 2012.04.25

2012年 04月 25日
この公園を訪れるのは去年の夏以来、月日の経つのは早いもんです。

公園に北から入ってすぐに、倒れた門柱の様なものがあります。 戦時中に陸軍兵舎があったとか。その史跡として残されたものの様ですが、アートオブジェになりかかっています。
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公休日ではない日に来たので、人が少なくて幸いでした。 邪魔が少なければ、カササギ達は公園内で餌を探すからです。 さっそく餌を探しているカササギ君を見つけました。
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カササギ君はとことこ移動するので、三脚とマニュアルフォーカスでこちらも少しずつ移動しては撮ろうとするのですが、撮影チャンスを逃しがちでした。下のは顔が少し動いてしまいました。
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別のカササギ君でしょうか、公園の横の民家に降りました。 翼をバタバタと、飛ぶ練習をしている様にも見えます。巣立って間もない?
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去年に巣があったあたりを探すと、近くの別の松にありました。
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高い場所にあり、その気で探さないと判りません。 通りかがりのオジサンが話かけて来たのですが、小さい(幼い)カササギを最近良く見たそうです。 時期として、もう巣立った後なのかもしれません。 ついでに尋ねると、カササギは20年位前からこの公園で見かける様になったそうです。 誰が放したのかナゾですね。

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松林の下の草地に降りたところです。
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人が少ないと、当然ですが草地に降りて来やすいのですね。
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公園の西端で撮影しました。
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松林の中ではほぼ枝カブリになります。 それを避けて林の外の道路からの撮影です。

ツグミ達はどうやら渡って行ってしまった様です。 明石公園にはその姿がありません。 淡い期待で浜の宮公園に来てみたのですが、やはり見かけることはありませんでした。 でも、久しぶりにカササギ君を撮れたので救われます。 うーんでも、もうちょっと上手く撮れないかなぁ、マイクロフォーサーズ専用の望遠レンズが有ったらなぁ。



野鳥は Pana DMC-G3 + Reflex-Nikkor 500mm/F8 、環境は 20mm/F1.7 で撮影、画像はクリックで拡大表示します。
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by Ataron | 2012-04-25 19:41 | 鳥さんの写真 | Comments(0)

EVFの表示遅延を測定する (2)

2012年 04月 24日
先の計測(EVFの表示遅延を測定する1)を試みる以前に、PC画面にストップウォッチを表示し、PC画面を写し込み他カメラで撮影するという計測をして見ました。
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しかし、
①カメラ背面液晶での遅延が測れたとしても、ファインダー内は困難でEVF表示の遅延は不明。
②G3背面液晶の表示遅延は 0.05sec程度と判るものの、それ以下の状況は曖昧で判別し難い。
という事から、前回のフォトダイオードによる測定となったものです。

結果として、液晶表示もEVFも似た様な遅延という事になりましたが、EVF表示までの挙動がよりリアルな部分まで確かめられたと思います。



さて、ネット上では、シャッタータイムラグを正確に調べてくれるサイトがあります。G3のデータのページは、
imaging-resource.com
で、その中からG3のシャッタータイムラグのデータの一部を書き出したのが下です。
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上2段はAF時間を加味したもので、3段目はシャッター半押しで待っていた場合に、レリーズしてからの時間。 4段目はマニュアルフォーカス選択の場合です。 この表から、G3のシャッター機構だけに絞ったシャッタータイムラグは 0.09sec 程度という事になります。

以下に撮影の実際を考えて被写体イベントと撮影の遅れを図に表して見ました。
上側はイベントのタイミングを予測出来ない場合で、一般の人の反応までの遅延を0.20secとしています。 これはファインダーを覗いていて、イベントを見つけ即レリーズするという場合です。下側は繰り返されるイベントを観察して、タイミングまで予測してジャストにレリーズした場合です。
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上側の様な撮影の場合、EVFの表示遅延は余り障害にならないでしょう。 なによりも問題となるのは、シャターチャンスに対する判断の早さですね。 例えば、野鳥が巣穴から出て来るのをファインダー越しに待っていて、出て来た瞬間を撮影する様な場合です。 あっと思っても人はシャッターを押すまでに0.2sec位は軽く経ってしまう様です。 もっとドンクサイ時はよくありますね。 ^^; プロ用機材はシャッタータイムラグがG3の半分位のもありますが、それを持って来ても余り改善されないでしょう。

一方、下側は(三脚にレリーズなどで)撮る対象の動きにタイミングを合わせて、ジャストレリーズを問題にする場合です。 EVFを覗きながらタイミングを採る場合は、EVFの表示遅延とシャッタータイムラグで 0.14sec 遅れます。 イベントの瞬間をどうしても撮影したい場合は、その分フライングしてレリーズしなければなりません。 直視で対象を観察できるならフライングは 0.09sec となり、そちらがベターでしょう。 こういう領域こそ、本格的なOVFでシャッタータイムラグの短い高級機の出番ですね。 鉄道写真で列車が近い場合とか、球技のミートの瞬間など、フライングは位置的に置き換えて行うのではないでしょうか。列車が橋脚を通過した瞬間とか、バットが肩口のラインを越えた瞬間とか、想像ですが...私がそういう撮影をする事があるかは甚だ疑問です。 まあ、その様な撮影はかなり特別なもので、一般には連写に頼る方が多いのではと思われます。



今回のテストのきっかけになり、また関連して調べた価格.comのスレッドを紹介しておきます。
価格.com 『EVFによるタイムラグ検証実験』
価格.com 『4機種のAF速度の比較値などを知りたい』
価格.com 『EVFのラグについて』

EVFの表示遅延やシャッタータイムラグなど、瞬間の遅延に拘る人もいれば、気にならない人もいます。 少なくとも手持ち撮影する程度の構えでは、この微細なタイミングをコントロールした撮影はできないでしょう。 それを踏まえ、それぞれの撮影に見合った解釈をすべきでしょう。 三脚の用意を億劫がる人が、タイムラグを理由にOVFを選択するのは意味が無いという事です。
注意: タイムラグを問題にする撮影では、AFによる遅延を置きピンで避ける場合が増す。 また、レリーズタイミングを採るには、リモートレリーズ使用が推奨される。 カメラ本体のレリーズは力が入ってブレを誘発し易い。 こういった理由で三脚使用が前提となる。
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by Ataron | 2012-04-24 15:16 | 撮影機材/技術 | Comments(0)

EVFの表示遅延を測定する (1)

2012年 04月 23日
価格.comを見ていると、ミラーレス機は動体撮影には向かないという意見が一般的です。 位相差AFや超音波モーター駆動AF機構などの高度に成熟した技術に、コントラストAF方式とマイクロフォーサーズレンズのAF機構が未だ追いつけないのはうなずけます。 (差が出ない程度の動体というのはごく普通にあるけれど)

しかし、動体撮影に向かない理由としてEVFの表示遅延をあげ、OVFに対し決定的に劣るかのごとく説明する人がいたりして、ちょっと違うんじゃないと思いました。 それは今までGシリーズを使っていて、遅延が気になった事がなかったからです。 そこで、G3の表示遅延を実測してみることにしました。



測定には直接EVFファインダーの発光変化を測れるセンサーが要ります。 部屋を漁ったところ、ジャンクのストロボに光量コントロール用のフォトダイオードが付いていたので、これを頂戴しました。
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①台座部品と一体のフォトダイオードに、G3のアイカップに合わせた座板を付けてセンサーとしました。
②アイカップにテープで貼り付けたセンサー。 上部に隙間を開けているのがミソで、ここから入るテスト光(他カメラのストロボ発光)を直接ダイオードに感知させます。
③20mmF1.7を付けたG3の前方に、テスト光で照らす被写体(白い箱)を置いています。 センサー電極にクリップ付コードを繋ぎ、PCのマイクジャックへ接続。 この写真の撮影位置あたりから他カメラのストロボを発光させると、アイカップ間隙から直接光が、また白い箱が照らされEVFを経由した光が、それぞれダイオードに検知されます。
④テスト光を発光する他カメラ(DMC-FX33)のストロボ設定は「赤目軽減オート」です。 これを選択した理由は後述します。

下は、測定回路の簡略図です。
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ダイオードを簡易にマイク入力に繋いだだけですが、これで充分でした。ダイオード極性を反対に接続すると感度がなく、感度がある方が正しい接続です。
PCのサウンドボードに入ったセンサー出力は、PCの音響アプリで経時的に観測します。(音の録音と同じ作業です) 一般のサウンドボードと音響アプリは44kHzの音に対応できるので、1/44000sec つまり約0.02msec という充分な分解能で観測することが出来ます。



テスト光のストロボ発光ですが、ストロボのG3との位置関係、距離などを色々試し、バックグラウンドとなる部屋の明るさも変化させてみました。 また各種の発光モードや、赤目軽減のプリ発光のみ照射し、メイン発光は隠す、などという事も試しました。

●ストロボ発光モードで、「オート」や「強制発光」はプリ/メインの発光間隔が近く、両者の反応が混り不適当なことが判って来ました。 「赤目軽減オート」では発光の間隔が少し長く、結果が安定します。 このモードで「プリ発光」「メイン発光」の単独の観測が可能でしたが、通常の連続した発光と同結果でした。

●EVFの発光は120Hzの安定した定常波形が観測されます。 これは、EVFのインクリメント(画面の書換え)の周期を表していそうです。 この一周期には常に3つの波形が組となり、同じタイミングで繰り返されています。 これは、三原色を順に発光する制御(同時に発光するのでなく)をしている状態と推測されます。

●部屋を暗くするとEVF表示は暗くなり、センサーの定常の出力が低くなり、観測値を音として聞いた場合は静かになります。 最初はローノイズで良いと考えたのですが、EVF表示系の感度が上がるので、強力なストロボ発光を受けた後の感度の乱れを考えると、むしろ適度な明るさの室内程度が良い様です。 計測上では結局どちらでもOKでしたが。

●以下に「赤目軽減オート」でストロボ発光した時の観測例を示します。 安定した結果の一例で、各種の発光モードの中には「???」な結果もありましたが、それは無視しています。(解析不能)

「DMC-FX33 赤目軽減オートでストロボ発光 」を観測した結果
下図は、プリ発光の100msec手前から 約1100msec の時間を切り出した、フォトダイオード出力です。
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プリ発光の直接光を受光した最初の波形の直後に、EVFの発光を示す2本の波形が出ています。 更に、約540msec 遅れてメイン発光が行われ、この直後にもEVFの発光を示す2本の波形が確認できます。 メイン発光の後に、定常の波形高が一旦少し低くなっています。 これはEVFのオートゲインコントロールの動作でしょう。 プリ発光後にもゲイン変化が少し現れています。

以上が全体像ですが、次にプリ発光部を詳しく表示させたものが下図です。
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一貫して繰り返されている3本が組の波形は、EVFが白い箱を表示している動作によるものでしょう。100msec の位置にプリ発光の直接光を検知した鋭い波形があります。 ストロボ発光のEVF表示は少し太くて高い波形が2周期繰り返されて、後はほぼ元に戻っています。 2周の山となったのは、表示の残像的な要素が推測されます。 問題はEVFの表示遅延ですが、47msec 後(6周期/120周期秒 以内)に表示を始めています。

次がメイン発光時です。 メイン発光は、正確にはプリ発光から 546msec 後と判ります。 EVFは698msec で発光像を表示を始めているので、表示遅延は 52msec (7周期/120周期秒 以内)です。
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受像素子(LiveMOS)の映像信号読取りタイミングや、EVFの表示更新タイミングの関係などで、表示遅延は僅かに変化する可能性がありますが、1/20sec (0.05sec) 程度だと考えて良いと思います。

ソニーの最近のEVFは表示遅延が更に短いとか、とにかくも 0.05sec という遅延時間をどう受け取るかです。



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by Ataron | 2012-04-23 00:36 | 撮影機材/技術 | Comments(0)

明石公園 2012.04.17 同じ樹の下で(3)

2012年 04月 18日
今日は最高の日でした。 桜の下の宴会もささやかになり、鳥達が戻って来ていたからです。

満開の桜は入学だ進学だというなんとなく物憂い気分にふさわしいけれど、吹雪の様に散る桜は昔風に言えばいとおかし。
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その樹の周りには、絶えることなく花吹雪が流れ落ちて来るのです。

ムクドリ君は囀ってます。
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「僕の歌はどうよっ」
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シロハラ君は無視してはね上げてます。
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ツグミ君は素敵なステージの上。
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一緒にいた相棒のツグミさんは、空を見ていました。
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別れが近いけれども、それもまたいとおかし。



野鳥は Pana DMC-G3 + Tokina AT-X400AF SD 、環境は G20mm/F1.7 で撮影、画像はクリックで拡大表示します。
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by Ataron | 2012-04-18 00:22 | 鳥さんの写真 | Comments(0)

神戸総合運動公園のナゾの鳥

2012年 04月 15日
神戸総合運動公園の工業団地で、綺麗な声でさかんに囀る鳥を見かけました。 しかしその時は高い建物の上で囀っていて、全く種類が判りません。 以前に、この近辺で八哥鳥を撮影できた事もあって、休みの日にダメもとで探索に出かけました。
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しかし一向に声の主は現れずで、野球場周辺に向かってぶらぶら。 ここのスズメ達はとても人慣れしていて、弁当のおすそ分けを待ってたりします。
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ハトと一緒に近くまで来たので、ついつい撮影。
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ノートリミングです。かなり警戒心が薄く、ここではスズメ達のハト化が進んでいる様です。
いまやメジャー種のヒヨドリ君がいました。 TVドラマのオープンロケでも彼等の鳴き声が良く入ってますね。あれは録音に入ってしまって仕方なく使ってるのか?
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あてど無く探すのに疲れて、人の来ない公園のベンチで横になってうとうと。 で、どれくらい経ったのか、例の囀りらしいのが遠くで聞こえました。 声の主を探して歩いて行くと、市民グラウンドを隔てた倉庫建物の上に「らしき影」が。 とにかく遠いのですが、先ず撮影したのが下の写真です。
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等倍切り出しを処理してなんとか見れる様にしましたが、この鳥さんはイソヒヨドリ? グラウンドを横切り近付いて撮ろうとしたら、パッと一直線に飛んで行きました。 遠くてもとにかく撮っておいたのはラッキーです。

野鳥図鑑によると、イソヒヨドリは綺麗な声で雄雌とも色々な鳴き方の囀りをするそうです。 海辺水辺に限らず市街地でも見かけるとあり、鳴き声をネットで聞いたところ間違いなさそうです。 イソヒヨドリという名ですが、ヒヨドリ科ではなくツグミ科ですね。



野鳥は Pana DMC-G3 + Tokina AT-X400AF SD で手持ち撮影です。
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by Ataron | 2012-04-15 18:52 | 鳥さんの写真 | Comments(0)

Tokina AT-X400AF SD を分解する

2012年 04月 14日
Tokina AT-X400AF SD を分解しました。

私が入手したトキナーは Nikon Fマウント対応で、絞り環をF32に固定するストッパーがあります。 マウントアダプターを用いG3で使用する場合、このストッパーは意味がありません。 一方、レンズテストから F8では甘く、F9~F11~F13 程度の絞り設定が望ましいのですが、F9やF13の位置にクリックが無く、またF11のクリックが撮影中にズレてしまう事がありました。 そこでこのストッパーを利用して、絞り環がF9~F13の間でしか動かない様に改造すれば、この範囲の両端でF9とF13、中間のクリックのある位置がF11と設定し易くなるという案が浮かびました。下がストッパーで、指でずらすと絞り環の一部に掛かる単純な仕組みです。
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改造は絞り環を外して、F32の位置にある(ストッパーが掛かる)切り込みと同様のものを、F9~F13の範囲に形成する作業です。
しかし、この加工自体は簡単に終わったのですが、絞り調節カムが元通り掛からなくなり、殆どレンズ全体を分解することになりました。

この経過でこのレンズの分解の要点が明らかとなったので、同レンズを所有されている方で、清掃や修理目的で分解が必要になった場合に参照してください。



〔主レンズ筒の取外し〕
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●フードの根元にあるマイナスのイモネジ(a)を外す。
●主レンズ筒はフードの引き入れ端となる(b)の位置で、本体筒(j)と分離できます。 (b)の左側が本体筒(j)、右側が主レンズ筒になります。 イモネジを外し、主レンズ筒を反時計回りに廻すと、本体筒(j)とのネジ込み固定が緩み始めます。
●主レンズ筒にはフードと主レンズが組み込まれていて、主レンズ筒を外せば主レンズ内側の清掃が可能になります。
●主レンズ筒を外すだけでは光軸ズレが生じる構造ではありません。



〔マウント部の分解〕
マウント部にある電子接点台座(e)と筒内カバーを最初に取外します。
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●筒内カバーを固定している黒ネジ(c1)(c2)、更に電子接点台座(e)を固定している銀ネジ(c3)(c4)を外します。
●マウント金具(f)を本体筒(j)に固定している銀ネジ(d1)(d2)(d3)を外します。
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●上図左の(e)が電子接点台座で、右が取外した筒内カバーです。
●筒内カバーを取外すと電子接点台座(e)はフリーになるので、上図の様にマウント金具から離れて浮いた形にします。
●絞り環(g)を回してF8以下にセットしておきます。
(注: これは後述しますが、絞り調節カム(h)のキャッチ部(h-c)を適切な場所に置くためです)
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●マウント金具(f)を絞り環(g)ごと本体筒から静かに引き抜きます。 (f)と(g)は噛合っているだけで分けることが出来ますが、絞りのクリックストップ構造(微小ベアリング等)を壊しかねないので、これらを一体として扱う様にします。
(私の改造の様に絞り環自体を加工する場合は、特に微小ベアリングを失わない様に注意)
●マウント金具(f)+絞り環(g)の背部には、絞り調節カム(h)と絞り開放カム(i)が出ています。本体筒(j)から抜く際、(i)の先端がくの字に曲がっていて筒内でひっかかります。 これは、マウント金具ごと時計方向にねじれば回避できます。
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●上は絞り調節カム(h)と絞り開放カム(i)が繋がるキャッチ部分です。 (本体筒(j)の底にある絞り機構をこの様に見るためには、手前にある後部レンズ内筒(o)を取外す必要があります) 絞り調節カム(h)は(h-c)に、絞り開放カム(i)は(i-c)にそれぞれ噛合う仕組みです。写真ではキャッチ部(h-c)がF5.6の位置にあり、絞りは開放されています。
(注:分解後にマウント部を再構成する際に、この様な位置に(h-c)が無いと、後部レンズ内筒(o)に遮られて絞り調節カム(h)を再び接続することが出来ません。 再構成の際には、この(h)と(h-c)を先ず最初にリンクする必要があります。)



〔後部レンズ内筒の取外し〕
本体筒(j)からマウント金具(f)と絞り環(g)を取外すと、後部レンズ内筒(o)の後面が見える様になります。後部レンズ内筒は焦点調節で前後方向に移動する様に本体筒(j)内に組み込まれています。これを取り出すには、焦点調節機構を分解する必要があります。

マウント金具を外すと本体筒後部に新たに現れるネジ3本(写真がありませんが容易に判断出来ます)を外し、本体筒を覆っているカバーを外します。カバーは三脚座と一体で、距離環窓があり、それらを後方に外すことが出来ます。 また、Nikon の旧AF機構(カメラ本体側モーターで駆動する)に対応したギアは不要なので、この段階で取外してしまいました。

下は本体筒からカバーを外した状態です。
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●本体筒(j)は、主レンズ筒を繋ぐネジ部のある前部の(j-1)から、後部レンズ内筒(o)を内装する(j-2)まで繋がっています。
●距離環(k)と一体になった、螺旋溝のあるフォーカス筒(l)が、本体筒(j)の周囲に嵌められていて、(k)(l)は自由に回転出来ます。
●後部レンズ内筒(o)には計4本の樹脂製スリーブ(s)(ネジを芯にした円柱状突起)が固定されています。(j-2)の縦溝(n)と(l)の螺旋溝(m)を通す白2本、(j-2)と(l)の穴(p)を通す赤2本ですが、このスリーブ(s)によりフォーカス筒(l)の回転で、後部レンズ内筒(o)の前後方向の移動を実現しています。 これら4本のスリープをすべて外すと、後部レンズ内筒(o)を後方へ抜き出すことが出来ます。
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●本体筒(j)から抜き出した後部レンズ内筒(o)です。
●(q)(r)は光軸に平行にくり抜かれた穴で、絞り調節カム(h)と絞り開放カム(i)が中を通って絞りをコントロールします。



Tokina AT-X400AF SD 分解に関する概要は以上です。 どの部品がどの位置関係にあるかを一歩ずつチェックしながら分解し、後戻りして組める様に心がけてください。 簡素化した構造図を添付しますので参考に。
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私の失敗は、マウント金具を外した際に、絞り調節カム(h)のキャッチ部(h-c)の位置をずらしてしまった事です。 マウント側から(q)(r)の穴から覗いても、(h-c)が隠れて見えません。 その時点で(h)の繋ぎ先が判らなくなり、結局は本体筒を殆ど分解することになってしまったのです。 構造が判っていれば、そういうリスクは避けられたのですが...
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by Ataron | 2012-04-14 00:30 | 撮影機材/技術 | Comments(0)

明石公園 2012.04.08

2012年 04月 08日
晴れた日曜日、花見客が公園を埋め尽くす。
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どよめきにも似た賑わいを避けながら公園を探したけれども、ツグミ達は諦めてもっと遠くに行ってしまったらしい。

この頃急に地面に降りて来る様になったカワラヒワ達、枝に食べ物が無くなったのかもしれない。
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賢く木陰から出ないので、いつも上手く撮れない。
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がっかりしていた私を、少し楽しくさせてくれたのがシロハラ君。
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今日は赤い木の実を食べてた。
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林の中まで付いて行った。
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テニスの音がするけど、まだ落ち着く所だ。 へんなのが来たなという顔。
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カラスが上の枝に居るので眺めている。
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もうちょっと近付いて遊んでよと言ったら、今日はそんな気分じゃないよと行ってしまった。 もっともな話だ。



野鳥は Pana DMC-G3 + Tokina AT-X400AF SD で撮影、画像はクリックで拡大表示します。
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by Ataron | 2012-04-08 17:01 | 鳥さんの写真 | Comments(0)

明石公園 2012.04.06 同じ樹の下で(2)

2012年 04月 06日
夕方になってから起動^^; 明石公園のあの樹のところへ。 なんだか冬が戻って来た様に寒い。

天気は持ち直して太陽の周りに雲はなく、ストレートに樹を照らしているはず...が、計算違いでした。 公園周囲の丘と林の影で陽射しがありません。 ただ空は未だ明るくて暗めの日陰という状態。 どこからか「キキッ」とツグミの声。

鳥さんの影を探すと、シロハラ君が独りで落葉を跳ね上げていました。
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今日は、ISO1600、露出補正-0.33でSSを稼いだつもりが、さすがに暗くて1/50~1/100secです。
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トリミング拡大するとG3のISO1600はノイズの紗が目立ちますが、私はこういうノイズ嫌いではないんです。
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それよりも被写体ボケの方が気になります。
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条件からすれば良く撮れた方でしょうか。 レンズはトキナーで、やはりF11まで絞っていますから、F6.3位で撮れるレンズならどれほど楽でしょう。

静かな公園の夕暮れに、咲き初めた桜。
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シロハラ君を撮っている間に暗さが増して来たので、ツグミ達は諦めて帰り出したのですが、歩いているとまた何処かでツグミの声がします。 数十メートル歩いた所で、アオバズクの樹(毎年営巣するので有名)を見上げると、高い枝に鳥影が5~6羽。 遠くて不確かですが、きっとツグミ達だろうとバッグから機材をもう一度取り出しました。
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一番多く写っている写真ですが、撮り始める前に1~2羽どこかへ移りました。
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時々一羽ずつ、「キキッ」と鳴いては隊から離れて行き、最後には皆いなくなってしまいました。 居心地の良い枝を捜しながら、少しずつ移動している様です。 あるいは、お決まりの樹があるのかもしれません。 ツグミは渡りの時には、この様な小さな群れが多数集まって、大集団になるのだろうと想像されます。 ここ明石公園では、ツグミ達はこの群れに集まって居留している様です。



Pana DMC-G3 + Tokina AT-X400AF SD で撮影、画像はクリックで拡大表示します。
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by Ataron | 2012-04-06 21:55 | 鳥さんの写真 | Comments(0)

明石公園 2012.04.02 同じ樹の下で

2012年 04月 02日
今日は代休で晴れ、やはり明石公園へ。 ウイークディなのに春休みも手伝ってか、けっこう人が多いのです。

木の芽が吹き小さな花も咲き始め、入り口でいつにない数の鳥達が迎えてくれました。
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春が訪れ餌が豊かになりだしたのでしょう。 粘れば良い写真が撮れたかもしれませんが、やはりツグミ達が気になって早めに公園の奥へ。

水場では喉を潤そうというヒヨドリ達が、森からちょこまかと出ては逃げ隠れしてます。これを近付いて撮り始めてすぐ、偶然に珍しい仲間が加わり撮影できました。
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マミチャジナイです。脇の橙色と目の周囲から間違いないでしょう。ツグミの親戚で明石公園で見たのは2度目です。
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このマミ君、ヒヨドリ達に違和感なく混じっている様で、おなじツグミ類といるより争いがなくて落ち着くのかもしれません。 しかし、ヒヨドリはどうにもドタバタする性格です。

同じ水場を遡って行くセグロセキレイ君を追いかけて撮影。
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下はちょっとピン甘ですが、綺麗な背景なので。
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今日の山田君、水浴びに来たところです。
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先日と同じ樹の下に来ました。 最初、低いところにいたツグミ君と出会いがしらで脅かしてしまったのか、ずいぶん長いこと待ちました。 離れた方がよいかと他の場所で待っていると、やがていつもの餌場に数羽が来ました。
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今日は日向にいるところで撮れましたが、背景が暗くてトビ気味です。
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人通りからか、少し落ち着きが無い様な。最後に樹の下から撮ることが出来ました。
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この撮影が一番めあてでしたが、思惑どおりにはなかなか行きません。 ツグミ達がいる間に、もっと仲良くならないと...



Pana DMC-G3 + Tokina AT-X400AF SD で撮影、画像はクリックで拡大表示します。
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by Ataron | 2012-04-02 20:33 | 鳥さんの写真 | Comments(0)