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明石公園 2015.10.29 ケンカ大好き

2015年 10月 29日
ヒドリガモ達は、餌を取り合う前からケンカ腰の輩が多い。
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今にも噛み付く姿勢で周囲を威嚇し、実際に噛付くヤツもいます。 癖になってる様で、私達も真似しない様にしたいものです。
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一番賢いヤツは、皆が引き上げた後にポツンと残り、寂しそうな顔をして人を見つめるのです。 たいていの餌やり人はこれで理性を失い、隠していた予備の餌を差出します。 彼は争うことなく餌にありつくのであります。

で、今日の左ユビはというと...
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ハトの食事をたらふく食ったのです。



今日はカラス集団が何処かに行ってしまい、大池周辺は普通の状態に戻っていました。 公園の西隣にある市民病院の屋上にはカラス達が何羽か集まっていましたが、これは以前からのことです。
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避雷針ごっこは、どこでも見られるお遊びですね。
公園は平穏でしたが、昼を過ぎて夕方まで待ってもママ達は現れませんでした。 そろそろ寒くなり始めました。 もう一週以上ママ達を見ていませんが、懲りずに待つしかありません。



EOS7D + EF70-200mm F4L で撮影、画像はクリックで拡大表示します。






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by Ataron | 2015-10-29 20:50 | 鳥さんの写真 | Comments(0)

Canon EF24-85mm F3.5-4.5 USM 撮影テスト(中央部 解像度)

2015年 10月 29日
EOS5Dの標準ズームとして入手したEF24-85mm F3.5-4.5 USMですが、5Dの画素ピッチが大きいためか、レンズの解像度に不満を感じません。
ちなみに、EOSのセンサー画素ピッチは以下とされています。
●APS-C
EOS 7D 4.3μm
EOS 70D 4.1μm
EOS 7DII 4.1μm
●フルサイズ
EOS 5D 8.2μm
EOS 5DIII 6.25μm
EOS 6D 6.9µm
これからすると、レンズに寛容なフルサイズ機ではこのレンズは使えそうですが、画素ピッチが半分程のAPS-C機では、解像度の限界が見えそうな気がします。

24-85mm はAPS-Cで換算36mm始まりとなるので、いまさらAPS-Cに使おうというのではないですが、このレンズの解像度を知るために、敢えてAPS-Cの7Dにマウントして試写しました。 重箱の隅をつつく様なテストですが。



EOS 7D + SIGMA 17-50mm F2.8 EX DC OS HSM
EOS 7D + Canon EF24-85mm F3.5-4.5 USM
の組合わせで同じ遠景を撮影して比較。 絞り値は、24mmの場合は F3.5 、50mmの場合は F4.5 と、両ズームで同じ値が採れるものとしています。

以下は、24mmで撮影したサンプルの遠景像を約1/5に縮小したものです。
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この画像の赤枠の部分を等倍像で比較します。

以下は、それぞれの焦点距離での結果を並べていますが、焦点距離が左右で少しアバウトになってしまいました。 画像をクリックすると実際の大きさに表示されます。

●24mm ISO100 F3.5 1/1600sec
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やはり、APS-Cの精細なピッチで拡大すると、デジタル専用に設計されたSIGMAはひとまわり解像度が上の様です。もっとも、この差はずいぶん大きなプリントでないと判らないでしょう。 EF24-85mm の方は少し甘いとはいえ、全く絞っていない撮影ですし、画像処理で改善の余地があります。

●50mm ISO100 F4.5 1/1250sec
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EF24-85mm は望遠側に行くと、SIGMAとの差が少なくなっている様に感じます。



フルサイズの広いイメージサークルをまかなうのと、APS-Cのサークルのみで勝負するのとは、自ずと設計が異なりますから、上の中央部の比較は EF24-85mm F3.5-4.5 USMには不利な比較ですね。
APS-C専用レンズが増えた現在、このレンズのAPS-Cでの使用はあまり意味が無さそうです。
フルサイズでの使用では、このテストで判る様に、最近の高画素フルサイズで解像度を競うとか、画像周辺の画質に細かに拘るなら、思い切ったレンズへの投資が必要ということでしょう。

しかし、絞り開放でこれだけ写り、コンパクト、軽快なUSM、24mmから始まる点など、フルサイズ用廉価標準ズームの中でも評価が高いのは納得できます。 なんだかなぁ、このレンズの様に、ボディももっと敷居の低いところで、フルサイズが使える時代が来ないもんかなと思います。 フイルム代の節約は必要だったけど、35mmでもっと気楽に撮ってたんだけどなぁ、昔は。



このレンズのフルサイズ広角端全般の評価は、広角端の実写テストを参照ください。


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by Ataron | 2015-10-29 01:10 | 撮影機材/技術 | Comments(0)

明石公園 2015.10.27 西部戦線に異状あり

2015年 10月 27日
良く考えると、ママ達への物資伝達は大変に困難になっているのかもしれません。

最初の兆候は 10月1日に見た集合だと思っています。 これは塒入り前の集合と思ったのですが、秋が深まるに従い、公園の大池周囲でカラス達の群れが目立つ様になりました。 時には日中から大芝生に20羽ほどが集ったりしています。 要するに、大池周囲にカラス達が多く集まり生活しているのです。 カラス達の内わけは確かではありませんが、ハシブトやハシボソの比較的若い者達に見えます。

10月23日 12時頃、Point Oldの小川に集まった群れ。
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こんな群れを、そこらじゅうに見かけます。

10月26日 16時半頃、森から夕方の空に一斉に飛び立ったカラス達。 直下は大池の東の森で、ここに集まっている様子。
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この森の高枝に集まっていて、何かの拍子に集団で舞い上がり、また枝に戻る様なことを繰り返しています。 この森を塒にしているのでしょうか?

10月27日 10時頃、Point Southの水場。 この水場で餌を漁るカラス達を頻繁に見かけます。 近付くとすぐに逃げるので、なかなか撮影出来ません。下はハシブトらしく、最初は4~5羽の群れでした。
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カラス達の群れの常駐は、ママ達とのドッキングを困難にしている様です。 ママ達かと思い近付くと違ったハシボソだったりで、ママ達は大池周辺を避けているのかもしれません。



大池の岸辺では色々な人が餌を撒き、ヒドリガモ達はそれを当てにしています。 ハトとスズメ達にと持って来たパンのヘタも、彼等が欲しがり岸に上がって来るので、すぐに無くなります。
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不思議なのはカルガモ達、彼等は撒き餌には知らん顔。 かと言って自ら餌を熱心に漁る様子がないので、一体何を食べているのでしょう。

左ユビは池から遠くには行かないのか、時間をかけて探すと見つかることが多いのです。 今日も最後に池北の岸に現れ、ハトの食事を食って行きました。 撒いた餌が少なくなると、他のハトに偉そうに振舞います。 これは習性ですね。
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EOS7D + EF70-200mm F4L で撮影、画像はクリックで拡大表示します。








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by Ataron | 2015-10-27 22:40 | 鳥さんの写真 | Comments(0)

Canon EF24-85mm F3.5-4.5 USM 撮影テスト(広角端)

2015年 10月 26日
オークションで入手した Canon EF24-85mm F3.5-4.5 USM の撮影テストです。 秋の青空、風が強くて暑くはないが日光直射が強く、この瀬戸内では案外と少ない光の条件でした。

このレンズで写りが気になるのは広角端24mmです。 最近の標準ズームは24mm始まりが多くなりましたが、これは樽型歪やパースの目立つ超広角域です。 この領域の写真をネット上で参照すると、レンズ補正未処理で樽型歪が目立つ写真も多くあります。 樽型歪を強力に光学補正したレンズの写真や、ソフトによるレンズ補正処理した写真は、それが判りませんが、前者のレンズは高価です。

このレンズの場合、24mmでの実像は若干の樽型歪が出ます。 但し、広角の像歪曲で混同してはならないは、樽型歪とパース強調です。 ネット上の解説記事を参照されると判り易いですが、簡単には下図の様に区別されます。
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樽型歪はレンズの収差で、パースの強調は視点の置き方の問題とされますが、いずれも補正してしまえば良いというものではありません。

以下のサンプルではレンズ補正をしていない点を注意して下さい。 必要ならDPP等の現像アプリによる処理で樽型歪は補正することが可能です。 また、色収差や周辺減光などは現像アプリはもちろん、自動レンズ補正を搭載したEOSボディ上でも補正可能です。

サンプル画像は全て EOS 5D + Canon EF24-85mm F3.5-4.5 USM の組み合わせで撮影したもので、最後を除いて広角端24mmでの画像です。 各画像はクリックで拡大表示します。



〔色収差に関するサンプル〕

●広角端24mm 絞り開放で撮影。 ISO100 F3.5 1/1000sec 

下は元画像からサイズ縮小の処理のみの画像。
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この画像で下の赤枠で示した4ヶ所を評価します。
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元画像から①~④の範囲(各400×300pic)を切出した等倍像が以下です。
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①殆どパンフォーカスですが、この範囲は正確にはフォーカスより少し遠い所の様です。 絞り開放でこの程度のシャープさがあるなら、私は充分です。
②色収差が目立ち易い像ですが、等倍でこの程度なら良く抑えられていると思います。
③左端の黒いのは手前に向かって続く屋根です。 この辺縁が色収差の目立ち易い所ですが、この程度なら良です。
④右端の白いポールに色収差が見えますが、やはりこの程度なら良いと思います。

このサンプルは特に色収差が目立ち易い画像を選んだのですが、それでも良く抑え込まれていると思います。 レンズ補正で更に補正できますが、しなくても殆ど問題にならない写真の方が多く、優秀なレンズと感じました。 サンプルからも判る様に、周辺減光(ビネッティング)は強く目立ちます。 これはレンズ補正(DPP上や自動補正を搭載したボディ上で処理)で補正できるので問題ではないでしょう。



〔樽型歪曲収差に関するサンプル〕

●広角端24mm 絞り開放で撮影。 ISO100 F3.5 1/500sec 
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日射が鋭く、強コントラストな絵になってしまいました。 少しガンマ補正していますが、しすぎるとHDRの様に不自然になるので、控えめです。 右側のポールに樽型歪曲が出ています。 レンズ補正で補正可能ですが、この歪みを広角の絵として積極的に残すのもありでしょう。 28mm程度にセットすれば目立ち難くなると思います。 ポールや樹木や建物がパースの強調で傾いていますが24mm広角ならではでしょう。 パースはレンズの向け方で抑えられる場合もあります。

●広角端24mm ISO100 F6.3 1/400sec
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カメラの向きが少し上向き(地平線が中央より下)なので、パースが強調され両端の建物が中央に傾いています。 画像処理で補正可能ですが、私は補正のない方が良い雰囲気だと思います。 F6.3に絞っていますが、シャープさの向上は縮小しない元像で僅かに感じる程度で、周辺減光の方はかなり改善しています。 開放F値が3.5~4だと、フォーカスの失敗を救ってくれます。(逆にボケを得難いでしょうが) 凝らないスナップ撮影にはうってつけのレンズと言えます。

●広角端24mm 絞り開放で撮影。 ISO100 F3.5 1/1000sec
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地平線が中央に来ると、建物の傾斜が目立たなくなります。 手前の樹木は少しボケてますが、ボケは積極的に演出しないと余り出ません。

●広角端24mm 絞り開放で撮影。 ISO100 F3.5 1/1000sec
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望遠側にセットすれば充分に背景ボケを作れますが、敢えて広角端で最も寄った撮影で、どの程度の背景ボケがあるかを試したものです。



〔望遠端の近接撮影に関するサンプル〕

●望遠端85mm 絞り開放で撮影。 ISO100 F4.5 1/20sec
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望遠側の近接撮影(マクロ的な撮影)では背景ボケは最大限に拡大します。 植物や小物やテーブルフォトでもなんとか使えるでしょう。 上の様に焦点深度は充分に浅くとれます。 広角端も望遠端も周辺減光は目立ちますが、これは絞り込みやレンズ補正で対処出来るので許容できます。



このレンズは、標準ズームとしては充分な性能であり、広角端24mmは使いこなしが必要ですが、28mm始まりにないパースを出せる点が特徴です。 導入を考えられる場合は、メーカー修理の出来ないものですから、余り安いのに飛び付かず、程度の良い中古を選ぶことが大事でしょう。



以上は広角端像の全般の評価ですが、中央部 解像度のテストも参照ください。




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by Ataron | 2015-10-26 01:07 | 撮影機材/技術 | Comments(0)

Canon EF24-85mm F3.5-4.5 USM 前玉の分解清掃

2015年 10月 24日
EOS5D用の標準ズームとして EF24-85mm F3.5-4.5 USM(中古)をオークションで入手しました。 中クラス品で価格は 8000円 程度。 AFや絞り機能は良い状態ですが、出品側の申告通りで前玉に小さな曇りがありました。 下がその状況です。
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Aを拡大して調べるとカビと判りました。 また Bにも小さな曇りがあります。 撮影に影響がなさそうですが、最善を尽くして前玉の分解清掃を試みました。

+

このランクのレンズは、前玉レンズ周囲のレンズ銘板が両面テープで貼られている事が多い様で、このレンズもそのタイプです。 この銘板を剥がし易くするために、銘板の1ヶ所に切り欠きが付いています。(上の写真のC) 周囲を傷付けない様にしながら、ツマヨウジか細いマイナスドライバーなどをここに斜めに差込んで、銘板を剥がす起点にします。
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①ツマヨウジを差込んで少し浮いたので、後はマイナスドライバーでこじ開けて行きました。 銘板は薄めのプラスチックです。 両面テープが適度な粘着力を保っていたので、上手く剥がせてそのまま再利用が出来ました。 粘着力が無い場合は、銘板の裏を清掃して新しい両面テープを使う必要があります。

銘板を剥がした状態です。 3ヶ所で前玉枠を固定するネジDが露出します。 これを外す前に、本体側と前玉枠との位置関係(回転向き)、前玉枠のどこにネジが当っているか、本体側のどこの穴にネジが入っているか、を確認しておきます。 回転向きが元とズレても問題ない様にも思えますが、念のためです。(後で元位置が判る様に、小さなシールやカラー筆等で印を付けると確実です)

③ネジDを外し、軟らかい布などで受けて本体を逆さにすると前玉枠(前玉と前玉枠は一体)が落ちて取れます。 Eの場所にネジの頭がありました。

前玉枠が外れた本体側です。 Fの穴にネジが入っていました。 他の穴はネジ穴がなめた時の予備でしょうか? 前玉は納まればよく、それ以上の精度は求められていない様な気もします。

前玉(前群のレンズ)は一体で前玉枠に納まっていて、これを分解するのは困難そうです。 このレンズの場合は、空気に触れる裏面のカビでしたが、そういう所に生じる場合が殆どでしょう。 上記の分解では、前玉裏面と中玉の最前面が清掃可能です。

前玉裏面をエチルアルコールで清掃すると、Aは半分以下の直径の薄いコーティング禿げの様なものになり、Bは殆ど判らなくなりました。 後は、チリを落として組んで戻しました。 下は Aの清掃後で、撮影するのが困難な位に改善しています。
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+

前玉の取外し清掃は、以上の様にそう難しくはありませんでした。 しかし、入手したレンズは鏡筒が少しグラグラしていて、ズーム機構のネジ緩みが疑われました。 これをチェックするために、更に分解をしました。
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前玉枠を外した状態で、新たに3ヶ所のネジGが露出しています。 繰出し最先部前玉枠が固定されていた部分)はこのネジで本体側の繰出し軸に固定されています。 このネジGを外して繰出し最先部を外します。

⑥レンズ本体のズーム環のラバーRを、前方にずらしたところです。 下に1ヵ所だけネジHがあり、これを緩めて抜きとります。
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繰出し基部はラバーを取り去ったズーム環で、繰出し中間部とともに繰出し軸をカバーする部品です。 繰出し基部繰出し中間部は、組み合ったまま外れます。 上図の様に、先ず(1)の向きに60度ほど回転してから(2)の向きに引くと、レンズ本体側から分離することが出来るのです。 H"はネジHが繰出し基部を固定する雌ネジ部分です。
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⑧裸になったズーム機構はH"部を直接廻すことで操作出来ます。 繰出し軸を最も繰出した状態にすると、その根元に繰出し軸を固定しているネジJ(3ヶ所)が露出します。
このネジが僅かに緩んでいて、レンズの先(繰出し軸繰出し最先部)のぐらつきを招いていることが判りました。 強めに増し締めするとぐらつきが改善しましたが、ズーム機構に元々遊びがある様で、ぐらつきは少し残りました。
こういう構造のレンズは、望遠側にズームした状態でレンズ先に強い力をかける操作は、用心した方が良さそうです。

⑨反対側のネジJの様子です。 手前側近にズーム値のセンサーがあります。

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繰出し基部繰出し中間部を元に戻す時の位置合わせのポイントです。 繰出し中間部の幅のある切り欠き(右の赤枠)と、繰出し基部のネジHの穴(左赤枠)の位置関係に注意します。 この状態で、レンズ本体に⑦と反対の操作で嵌めます。

繰出し最先部を元に戻す時の位置合わせのポイントです。 繰出し軸の大きな切り欠き部と繰出し最先部の切り欠き部が、一致するのが正しい位置です。 繰出し中間部の3ヶ所のラセン溝に、繰出し最先部の根元の3ヶ所のタブを嵌めますが、正しい組み合わせでないと切り欠きが一致しません。

ここより後は、①~④の作業を逆に組んで終了です。



これ以外の中玉、ズーム機構、絞りに等にアプローチする場合は、マウント側から分解する必要がありそうです。
次の動画は、AF-S Nikkor 24-85mm の分解の様子です。 細部が異なる様ですが、構造は大変に良く似ていて、参考になります。

 AF-S Nikkor 24-85 ぐらつく前群とピントリングのべたつき

マウント部からの分解をする場合は、回転部と本体を電気的に接続する電気シューを外してから分解する手順が注意点の様です。 電子回路のフレキ外しも必要そうです。

下のリンク先に Canonズームレンズのマウント側からの分解に関する情報があります。

 「EF28-135mm F3.5-5.6 IS USM」分解カビ取り /価格.com クチコミ掲示板

後方側からの分解清掃は難度が高そうですが、気になるのは光軸調整の問題です。 分解する部分が、光軸の狂いにかかわるか否かを判断しながら、作業を進めるのは基本です。
光軸にかかわる部分に手を入れる場合は、分解前に均一な遠景の撮影をして基準像を得ておく、分解時にレンズ構造の光軸調整ポイントと状態を確認記録する、調整部(ワッシャーや部品向きなど)を必ず元通り組直す、基準像と同等の撮影をして周辺部のボケ具合などを確認、という程度の注意を払えば、乗り越えられるのではないでしょうか。 元から狂いがある場合の修復は困難でしょうが。

レンズ広角端の開放絞りの遠景画像を厳密にチェックすると、新品購入のレンズであっても、大抵と言って良い位にボケ方や色収差が左右で差があるのに気付きます。 大変に高価なレンズのことは知りませんが、ここで扱っているランクのレンズでは製品としての「許容誤差」でしょう。 光軸調整にかかわる部分を分解する場合は、そのあたりの実情を判った上で、分解清掃を行うのが適当かどうか判断すると良いでしょう。



このレンズのレンズ構成は12群15枚(5レンズセット)です。 下はMTFとレンズ構成の簡略図です。
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銀塩APSカメラの標準セットレンズとして発売されたもので、MTF特性で画像周辺部の乱れは、ある程度了解済みかな。 しかし、実際に撮影してみるとフルサイズでも広角時の歪曲と周辺減光が気になる程度で、思った以上に色収差が少なく、良く撮れるレンズです。 明るい光源が直接入るとフレアーが強いかな?と思いましたが、上記の歪曲・減光・色収差などはその気ならデジタル処理で改善できます。 EOS6Dなど最近のボディでは、純正の強みでレンズ補正を自動処理化でき、大変にコストパーの良い標準レンズになります。

実際の写りは、広角端の実写テスト中央部 解像度のテストを参考にしてください。




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by Ataron | 2015-10-24 05:02 | 撮影機材/技術 | Comments(0)

映画「ヴィヴィアン・マイヤーを探して」

2015年 10月 22日
先日、友人にこんな映画があるよと教えられた。 その時友人は題名を覚えておらず、なんとかスマホで検索して見せてくれたが、自宅に戻った私は結局同じ様に検索することに。 「女性写真家」「死後」「発見」「映画」などの検索語ですぐに見つかった。 それがこの映画「ヴィヴィアン・マイヤーを探して」です。

今なら、ネット上に沢山記事や動画があるので、興味のある方は自ら探して見てください。 簡単な説明は下の記事などです。

ドキュメンタリー映画「ヴィヴィアン・マイヤーを探して」=死後「発見」された女性写真家、謎に満ちた人生に迫る

私は写真や映画にある程度の興味を持って携わって来ましたが、写真の芸術性などということには、いささか消極的な感覚を持っています。 好きでない言葉のひとつが「構図が~」とかいうの、そんな判った様に分析しても、その瞬間に絵の心象は全部別のところへ行ってしまう気がするのです。
天邪鬼な私は結局、「良い写真」の基準は判らないことにして置いてあるんですが、全く気にしてないわけではありません。 そう、そんな部分の興味に、この映画は少し応えてくれるかもしれないと思っています。



この映画を紹介する下の写真は、ヴィヴィアン・マイヤーに関する多くを語っている様に感じさせます。
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写っているのは彼女自身、良く見ると少し大きな彼女の像が重なっていて、ショウウインドウに写った自分を撮影しているのか。 しかし反射でない像が殆ど写り込んでおらず、ウインドウの中の大きな鏡の中の自分を撮ったのか? 背景の街の様子とそこに立つ彼女の姿が、そして少し自慢気に構えたカメラが、不思議な魅力を感じさせます。

彼女の持っているのは、どんなカメラでしょう?
写真を拡大して水平フリップで反対にすると「Rolleiflex」と読めます。
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「そんなん決まってるやろ」と愛好家の方々の突っ込みが入りそうですね。

ネットで「Rolleiflex」を調べると膨大な情報が出て来ますが、カメラ自体の画像から調べると下の様な図がありました。
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彼女の持っているのは、「上部銘板のデザイン」「前面右上のボタン」などから、上図のAかBの機種らしいと判ります。 上下レンズの間にある2個のボタンの様なもの、この間隔が狭くて左右の縁から離れて見えます。 また、前面最下部の構造は特徴的です。 良く見ると右側にフラッシュケーブルのコネクターの様なものがあり、右手指を掛けた左側部分は、少し複雑な形のパーツが付いている様子です。 更に探すと下の写真を発見。
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先の図と照らし合わせると、Bの「AUTOMAT 3.5」系に違いなさそうです。

そして「AUTOMAT」から調べると、右指の周囲の複雑な意味が判りました。 これはシャッターボタンのロック機構を外した状態だったのですね。 下のリンク先に詳細な部分写真がありました。

Rolleiflex Automat MX - 二眼レフ総合サイト 二眼里程標

どうやら機種は「AUTOMAT MX」の様です。 他にも形状が酷似した機種で、海外サイトで「AUTOMAT K4A」というのが多数見つかり、迷ってしまったのですが、これは下の方のブログページの説明で判明。 簡単に言えば異なる呼び方を持つ同一機種だったのです。

ブラウンシュバイクから来たお達者三兄弟 / Black Face Sheep's Photolog



ともあれ、彼女の持っているカメラは1950年代の前半のローライフレックスで、今なお愛好者が絶えない定番機種のひとつだった様です。
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このローライが現役主役だった時代に撮影された彼女の写真が、何を運んで来るのでしょうか。 彼女の写真が多くの人をひきつけた理由は、米国のその時代に関係していて、日本人の心には少し遠いものかもしれません。 とはいえ、多くの人が心を惹かれる写真というものは、実際にあるのだろうと私は思っています。 そういったところを、この映画の中で探してみたいと思っています。







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by Ataron | 2015-10-22 11:26 | 映画/音楽/本 | Comments(0)

明石公園 2015.10.21 カラスだらけ

2015年 10月 21日
よく晴れて昼頃に公園に。

岸辺でヒドリガモ達が休むのどかな昼の大池ですが、ハト達の姿はありません。 ただ、今日は知らないカラス達が(ハシブトが多そうです)あちこちを飛びまわってます。 仕方なくウロウロして Point Oldで休んでいると、ようやくママ達がやって来ました。 公園に来て1時間ほどです。 しかし、周囲に他のカラス達がいっぱい。
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ママは全く困ったという顔をしてます。

今日のママ達は、物資に少し手を着けただけで放置して、近くに来るヤツをかたっぱしから追跡し始めました。 追い払いに行くと、意外にも向こうは逃げまわる一方です。 いつもとは全く逆の立場の空中戦が延々と続き、放置された物資は私が見張り番をすることになってしまいました。 ママ達は10分位して戻って来ては少し食べてまた出撃、これの繰り返しです。 追い払っていた相手はブトだけではなかったかも。 こんなに沢山いては、何がなんだか。
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しかし、ママ達はけっこう頑張った様で、時々いろんな所から威嚇する声が聞こえました。 こんな風にかれこれ1時間ほど、2個の物資をママ達が食べてしまうまで付き合いました。(咥えて隠しに行くなどはとても出来なかったのです。)



この後、池北端に来るとハトが3羽。 今日始めて会ったハト達にパンやハトの食事を配っていると、いつものアオサギどんがやって来ました。 岸辺が本来の居場所ですが、のっそりと岸から離れたこちらまで歩いて来ます。
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アオどんはパンのヘタだけでは許してくれません。 こんなんにマークされたら、コワいですよ ^^; もの欲しそうにして一向に傍から離れないので、パックを1個差し上げました。 さすがのアオどんも、パックを一口で飲むことは出来ず、咥えて水辺にのっそり歩いて行きました。 水に漬けてから食べるはずです。 しかし、アオどんは私の顔を覚えたのかも知れません。

この後しばらく池周囲を探して周り、結局 Southの水場で左ユビをみつけました。 左ユビを含めて4羽がいて、ハトの食事の残りを配って帰って来ました。 今日の左ユビは大人しかったな。



EOS7D + EF70-200mm F4L で撮影、画像はクリックで拡大表示します。



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by Ataron | 2015-10-21 20:14 | 鳥さんの写真 | Comments(0)

明石公園 2015.10.19 ハト達はご機嫌斜め

2015年 10月 19日
イベントが過ぎた月曜、公園は平和が戻っていたが。



公園に着くなり5~6羽のハト達の群れに遭遇。 早速近くのベンチに座り、パンとハトの食事を分配です。 すぐにこの群れに左ユビが居るのが判り、ハトの食事は全部ここで使うことにしました。

半分ほど平らげたあたりから、群れの中で強い者が他をこづいたり押しのけたりし始めました。 食べていると、だんだん餌を独占したくなるのでしょうか? 相手が退く場合はまだ良いが、負けん気の強い相手だとケンカに発展します。 今日は、とりわけ左ユビともう一羽(灰色の背中のガラナシ)が何度も乱闘。
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頭や首や羽などにも噛み付きます。 暫くもめては、また急いで食べ始めたりを繰り返しますが、今日は何度もケンカになってました。 なにか、不機嫌の原因があったのか? 気がたかぶった左ユビに、周囲のハト達は迷惑したかも。
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今日はママ達にドッキング出来ないまま夕暮れになりました。 大芝生に、またカラス達が集まり始めました。 犬や人が入って来るとちょっと移動したり、時には半分以上が周囲の樹などに退避してはまた戻るということを繰り返し、30分以上彼等は芝生の上に居続けました。
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一番多い時で30羽を越え、どうもハシブトもハシボソも混じっている様です。
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最後はちょっと時間がなくて見届けられませんでした。 次はもっと注意したいと思っています。



EOS7D + SIGMA 17-50mm F2.8 、EF70-200mm F4L で撮影、画像はクリックで拡大表示します。





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by Ataron | 2015-10-19 23:17 | 鳥さんの写真 | Comments(0)

EOS 廉価フルサイズ標準ズームの系譜 (EOSプチ標準列伝)

2015年 10月 19日
フルサイズデジタルカメラが庶民の手の届く価格に降りて来たので、既に使用されている方も多いでしょう。 私は世の流れの恩恵にあずかり、中古のEOS5Dを入手したのですが、改めて見回してフルサイズ対応の純正レンズ価格に驚きます。
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先ずは揃えたい標準ズームすら軽く5万を超え、おまけにやたら大きく重そうで「世界観が違う」と感じます。 つまり、銀塩の時代に普通に一眼レフで撮っていた私には、この価格や大げささは何なんだと。 いえ、もちろん今時の高画素センサーのシビアな要求は判ってるんですけど。

+

Canonは銀塩KISSなぞ売っていた時代は、やたらとフルサイズ用(フイルムだから当たり前)の廉価なレンズを売ってたのに、デジタル一眼の普及に合わせた様にやめてしまいました。 デジタル対応の高品位化を掲げて高価なレンズを薦めるのは結構ですが、EOS純正レンズとサードパーティ製レンズとの価格差を考えると、吊り上げてるなと思います。 自動収差補正がボディに導入され、それなりの価格のレンズでもワンランク上の画質を提供し得る環境になって来ているのに、Canonはそういった価格帯の製品の提供を敢えて控えている様に感じます。

こんな状況ですから、フルサイズの標準ズームレンズをサードパーティから選択する人も多いのではないでしょうか。 特筆すべきはTamronで、庶民の味方で頑張っていてもはや定番の感があります。(SP AF 28-75mm F/2.8 XR Di LD Aspherical [IF] MACRO (Model A09)



ここまでは製品レベルの話で、ここからは中古品の話です。

画質上のハンディは覚悟、あるいはそこをなんとか工夫して、イージーユースを優先して、それでもフルサイズで撮影したいと思うと、最初にちょっと触れた「銀塩時代の廉価なレンズ」を、オークションや街の中古カメラ店で求めるのがてっとり早い気がします。 この選択は、撮れた絵を見てかなりがっかりするか、或いは、まあまあと納得するか、やって見ないと判りません。

対象が廉価レンズの中古品となると、オークションを開いて見るとスゴイのも列挙されます。 レンズのカビや曇り(曇りはレンズ接着剤の気泡やグリスからも発生すると聞いたことがあります)ならまだしも、光軸ズレ、AFや絞りの動作不良など、何があっても笑って挑戦できる精神が必要でしょう。 それらの中から、使えそうなものを探し出すのは、楽しそうでもあります。

私は、暫くそれらを眺めていて、レンズ情報の整理の必要を感じました。 型式から、製造年代や素性を先ず知りたいもんです。 それは、レンズの経年劣化や年代による機能の違いの推測材料になります。 また、同設計が継承されているレンズなら、迷わず後期型を選択出来ます。 更に、整理すれば自分に必要な選択範囲が良く見えて来るでしょう。 こういった事から、EOS廉価フルサイズ標準ズームの一覧を作りました。



Canon EFレンズはキヤノンカメラミュージアムに、ほぼ全機種のデータがあります。 しかし、これを見て行くと混乱するだけなので、一定の基準を設けて選択しました。
①フルサイズ用 EFマウント(国外販売品は除外)
②広角端は 24mm、28mm の標準ズームで、広角側F値が 3.5以下であること
③Lレンズは除外する
この条件で、年代の旧いものから列挙しています。


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上にセレクトした廉価標準ズームは、下の様に分類が出来るでしょう。

EF28-70mm F3.5-4.5 (1987)
EF28-70mm F3.5-4.5Ⅱ(1988)は同構成

EF28-80mm F3.5-5.6 USM(1991)
EF28-80mm F3.5-5.6 USMⅡ(1993)マイナーアレンジ
EF28-80mm F3.5-5.6 USMⅢ(1995)Ⅱと同構成で塗装のみ変更
EF28-80mm F3.5-5.6 USMⅣ(1996)マイナーアレンジ
EF28-80mm F3.5-5.6 USMⅤ(1999)Ⅳと同構成で塗装のみ変更

EF28-105mm F3.5-4.5 USM(1992)
EF28-105mm F3.5-4.5 USMⅡ(2000)同構成で絞り羽、塗装の変更

廉価レンズとは言えない 高ズーム倍率タイプ
EF28-135mm F3.5-5.6 IS USM(1998) IS付き
EF28-200mm F3.5-5.6 USM(2000)

廉価レンズとは言えない 広角端24mm とコンパクト化を実現
EF24-85mm F3.5-4.5 USM(1996)

一般に後期のものほど、今のボディでの使用に適していそうですが、個体の状態によって実用上の性能は逆転しうるので...

+

中古品で入手が主となる廉価標準ズームですが、安心できる中古品を求める場合のお奨めポイントは、
①キタムラなどカメラ中古を扱う大手のショップ経由が安心。 中古ランクは良いものを。
②ネットオークション経由では価格は後まわし、品質の良さが信用できそうなものを判断基準にする。
などでしょうか。 いずれの場合も、格安の中古品はリスクが大だと思えます。

レンズはキズや酷いカビ等は論外ですが、レンズの薄曇り、程度の悪い片ボケ、AFや絞り機能の劣化など、最初は気付きにくいが、だんだん表面化する問題が多いのは、中古品としては仕方のないことです。 価格と相談して納得の行く選択をしたいものです。





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by Ataron | 2015-10-19 13:30 | 撮影機材/技術 | Comments(0)

Needles and Pins / The Searchers (和訳)

2015年 10月 16日
60年代の中頃、青少年の私はギター曲集本の中で何度かこの曲を見かけたのですが、当時は一度も聞いたことがありませんでした。 ビートルズは聞こえて来てもサーチャーズは殆ど知られていなかったのです。 曲名から、これは裁縫仕事をモチーフにしたフォークなんだろうなどと、私は思っていたのです。
しかし、長い間聴くことが出来なかったこの曲を届けてくれたのは、インターネットでした。 最初は「んー?」でした。 しかし、じわりじわりこの曲は効いて来るのです。 曲名の本当の意味もやっと判って来ました。 失恋の辛さに耐えるしかない時のことを言ってたのですね。 私の訳は上手く伝えられるでしょうか?



                Needles and Pins
                     / The Searchers 1964
                      Written by Jack Nitzsche and Sonny Bono

I saw her today, I saw her face
It was the face I loved, and I knew
I had to run away
And get down on my knees and pray
That they'd go away

But still they'd begin
Needles and pins
Because of all my pride
The tears I gotta hide

Hey, I thought I was smart, I'd won her heart
Didn't think I'd do, but now I see
She's worse to him than me
Let her go ahead, take his love instead
And one day she will see

Just how to say please
And get down on her knees
Hey, that's how it begins
She'll feel those needles and pins
A-Hurtin' her, a-hurtin' her


Why can't I stop and tell myself
I'm wrong, I'm wrong, so wrong
Why can't I stand up
And tell myself I'm strong


Because I saw her today, I saw her face
It was the face I loved, and I knew
I had to run away
And get down on my knees and pray
That they'd go away

But still they'd begin
Needles and pins
Because of all my pride
The tears I gotta hide

Ah, needles and pins
Needles and pins
Needles and pins


今日あの娘に会った、あの娘の顔を見た
それは僕が愛した顔、そして僕は判ったよ
僕は逃げ出して来て
ひざまずいて祈るしかなかった
みんな忘れてしまえたらと

でもやっぱり始まるもの
針とピンの様な痛み
プライドがあるから
涙は見せられないから

そう、僕は利口だったと思う、あの娘のハートが欲しくて
僕に出来るとは思わなかったが、でも今なら判る
あの娘は僕より他のやつに惚れている
行かせてやれ、代わりにそいつの愛をとればいい
いつかあの娘は判るだろう

なんと言って頼めばよいのかと
ひざまずくしかないのかと
そう、そんな風にして始まる
あの娘は感じるだろう あの針とピンを
チクリ、チクリと痛む


どうして立ち止まり自分に言えないのか
僕は間違ってる、間違ってる、そうだ間違っていると
どうして立ち直って
自分に向かって僕は強いんだと言えないのだろう


今日あの娘に会ったからね、あの娘の顔を見た
それは僕が愛した顔、そして僕は判ったよ
僕は逃げ出して来て
ひざまずいて祈るしかなかった
みんな忘れてしまえたらと

でもやっぱり始まるもの
針とピンの様な痛み
プライドがあるから
涙は見せられないから

あぁ、針とピンだ
針とピン
針とピン



訳注)
第3節は微妙な部分が多く迷ったところです。
Hey, I thought I was smart, I'd won her heart
「I'd won her heart」は「I wanted her」「I won her heart」とした採詞があります。悲しいかな私の耳にはどれとも決められず。 意味は微妙に違って来るでしょうが。
She's worse to him than me
「worse」を「worth」とする採詞もあり、そちらなら訳し易いのですが、どうも「worse」が本来の歌詞の様です。 「bad」は「すごい」「ひどく」など肯定的な強調の意味で使われるので、確証が無いのですが「僕より彼に熱をあげてる」的に訳してます。



同じサーチャーズの後期のバージョンは、近代的な素敵な音になっています。 悪くないと思うのでリンクを置いておきましょう。
 The Searchers - Needles and Pins '88 / album of 1988 "Hungry Hearts"


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by Ataron | 2015-10-16 12:36 | 映画/音楽/本 | Comments(0)