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月食を撮影して

2014年 10月 08日
月が撮ってくれよとばかりに昇った。 ネットで月食の時刻を確め、久々に Reflex-Nikkor 1000mm/F11 (ミラーレンズ)と大型三脚をひっぱり出して据えました。 レンズは反射式天体望遠鏡に近いもので 、カメラは Canon EOS7D と Panasonic DMC-G3 、いずれもマウントアダプターで接続します。

このクラスの望遠ではレリーズ操作は当然で、ミラーショック回避のためにEOS7Dではライブビュー(ミラーアップ/背面液晶モニターを使い、ミラーレスカメラと同様の構成になります)で拡大マニュアルフォーカスをして撮影。 また、7Dの電子先幕/静音撮影を使い、シャッターショックを軽減させます。 マイクロフォーサーズのG3は特別な設定はありませんが、MFアシストで拡大マニュアルフォーカスをしています。

天体写真は手掛けませんが、月食時の月の姿は、日頃見ることのない光の当たり方で、スペースSF映画を思わせる映像です。

Canon EOS7D ISO800 1sec 露出補正 -1.0 若干のトリミング後に縮小
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Panasonic DMC-G3 ISO800 1/2.5sec 露出補正 -2.0 50%程度のトリミング後に縮小
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撮影は、G3はバリアングル液晶で見易く、7Dは固定で窮屈でした。 液晶で拡大マニュアルフォーカスする場合は、バリアングルの有効さを実感します。 また、G3は電子映像でのマニュアルフォーカシングに手を抜いていない様で、明らかにフォーカスの山が掴み易く感じました。 背面液晶のコントラストやゲインのチューニングが考慮されているからでしょうか。 オートフォーカスならEOS 、マニュアルフォーカスならLUMIX 、やはりそう感じたものです。

画像はクリックで拡大表示します。



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by Ataron | 2014-10-08 23:34 | 撮影機材/技術 | Comments(0)

明石公園 2013.02.17

2013年 02月 17日
少しだけ陽がさす曇りの日曜日。

先日のツグミ達のところに。 実際、沢山いた他のツグミ達はどこに行ってしまったのだろう。 もっと南に渡って行ったの? どう考えても、ほんの一部しかこの公園には残っていないのです。 まあ、この2羽はマイペースですが。
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こちらはツグミ君(雄)と思う。
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こっちは、頬のコントラストがやや淡くて、目がひときわ可愛いツグミさんです。
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距離が遠いので、今日は Reflex-Nikkor 500mm/F8 を付けたG3と三脚を持って来ました。
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しかし、余り明るくなくてブレも多く、絵に元気がありません。

今日は寒く、図書館でしばし暖気したあと出直しました。
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ここは、屋上庭園の下の喫茶室。 今年の夏にはソフトクリームをここで食べるのだ...ささやかな願望^^;
いつもの東屋でカメラ手持ちでもそもそしていたら、不意にヒヨッチが降りて来た。 この時期のヒヨッチは、やたら人なつこいところを見せる。
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寒いし腹減ったし、まあええやんかって言いたそうです。

一番遊んでくれたのが4羽のスズメ達、3mの近さで撮らせてくれます。 綺麗な羽の色。 頭の色は渋い茶色なのね。
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地面をつついて何を食べているのか。
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「このおっちゃんどう思う」 「餌もってそうやないなぁ」
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+

野鳥は Pana DMC-G3 + Reflex-Nikkor 500mm/F8 、画像はクリックで拡大表示します。
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by Ataron | 2013-02-17 22:50 | 鳥さんの写真 | Comments(0)

明石公園 2012.07.29 日暮れのムクドリ達

2012年 07月 29日
炎天の日曜日、日暮れに近付いてから明石公園に。 スズメやハトも寝床に帰ってしまったのか、妙に静かでした。 水場の藻が掃除されて綺麗になったのだけど、鳥さんの餌は減ったのでは?

水場の傍の樹にムクドリ達が沢山集まって来ていました。
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鳥達が大きな樹に群れて休むのは、日暮れには良く見かける光景です。
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未だ明るさがあり、食欲旺盛なムクッちもいます。
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樹皮の割れた間に何かありそうです。
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なぜかドヤ顔になってます。
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大多数のムクッち達は、樹の下の小川に降りて水浴びをします。 一旦始まると集団躁状態になり、みなで水しぶきをハネてシャワーみたいです。
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少し暗くなって来ました。
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そのうち夜明けに来てみたいです、起きることが出来たらの話しですが^^;



野鳥は Pana DMC-G3 + Reflex-Nikkor 500mm/F8 、環境は G14-42mm を使用、画像はクリックで拡大表示します。
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by Ataron | 2012-07-29 20:01 | 鳥さんの写真 | Comments(0)

浜の宮公園 2012.04.25

2012年 04月 25日
この公園を訪れるのは去年の夏以来、月日の経つのは早いもんです。

公園に北から入ってすぐに、倒れた門柱の様なものがあります。 戦時中に陸軍兵舎があったとか。その史跡として残されたものの様ですが、アートオブジェになりかかっています。
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公休日ではない日に来たので、人が少なくて幸いでした。 邪魔が少なければ、カササギ達は公園内で餌を探すからです。 さっそく餌を探しているカササギ君を見つけました。
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カササギ君はとことこ移動するので、三脚とマニュアルフォーカスでこちらも少しずつ移動しては撮ろうとするのですが、撮影チャンスを逃しがちでした。下のは顔が少し動いてしまいました。
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別のカササギ君でしょうか、公園の横の民家に降りました。 翼をバタバタと、飛ぶ練習をしている様にも見えます。巣立って間もない?
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去年に巣があったあたりを探すと、近くの別の松にありました。
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高い場所にあり、その気で探さないと判りません。 通りかがりのオジサンが話かけて来たのですが、小さい(幼い)カササギを最近良く見たそうです。 時期として、もう巣立った後なのかもしれません。 ついでに尋ねると、カササギは20年位前からこの公園で見かける様になったそうです。 誰が放したのかナゾですね。

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松林の下の草地に降りたところです。
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人が少ないと、当然ですが草地に降りて来やすいのですね。
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公園の西端で撮影しました。
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松林の中ではほぼ枝カブリになります。 それを避けて林の外の道路からの撮影です。

ツグミ達はどうやら渡って行ってしまった様です。 明石公園にはその姿がありません。 淡い期待で浜の宮公園に来てみたのですが、やはり見かけることはありませんでした。 でも、久しぶりにカササギ君を撮れたので救われます。 うーんでも、もうちょっと上手く撮れないかなぁ、マイクロフォーサーズ専用の望遠レンズが有ったらなぁ。



野鳥は Pana DMC-G3 + Reflex-Nikkor 500mm/F8 、環境は 20mm/F1.7 で撮影、画像はクリックで拡大表示します。
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by Ataron | 2012-04-25 19:41 | 鳥さんの写真 | Comments(0)

雨の日はしょうがない

2012年 03月 04日
日曜日なのに雨、出るのは諦めてたら近所の樹にヒヨドリがいた。
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しょうがない雨の日はしょうがない、公園のベンチでひとり ...

ヒヨッちも少しつまらなそうに見える。 それでも新しい芽が出て来る季節。
若そうなヒヨッちが実を食べに少し近くに来た。
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モノにカメラをあてがって一応手持ち。 でも、ヒヨッちの方が少し動いてるみたい、1/40secだもんね。 この絵だけトリミングはありません。
ついでに先日公園で撮ったとても近い写真。 これは三脚があり、やはりしっかり撮れてます。喉が渇いていたのか、しばし出していた舌が写ってます。
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Pana DMC-G3 + Reflex-Nikkor 500mm で撮影、画像はクリックで拡大表示します。
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by Ataron | 2012-03-04 17:44 | 鳥さんの写真 | Comments(0)

明石公園 2012.03.01 ツグミに再見

2012年 03月 01日
明石公園では去年12月に一羽を見かけたツグミ君。 3ヶ月ぶりにようやくもう一羽を撮ることが出来ました。 ネットの色々な方が報告していますが、今年はほんとうに少ないです。
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週中の休みで人が少なくて幸いでしたが、公園整備工事がすぐ近くで続いています。下の写真はツグミ君のいた場所ですが、後ろに盛り土とトラックが写っています。
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今日はカラス達がそこらじゅうで遊んでいました。
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動きのある絵も面白い、飛び出せ山田君。
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ベンチに溜まった水は美味しいのでしょうか?
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変なところでたたずむ美形ネコさん
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野鳥等は Pana DMC-G3 + Reflex-Nikkor 500mm で撮影、画像はクリックで拡大表示します。
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by Ataron | 2012-03-01 20:46 | 鳥さんの写真 | Comments(2)

神戸森林植物園 2012.02.26

2012年 02月 26日
久しぶりに神戸森林植物園にやって来ました。 天気はたまに薄日がさす程度で風も冷たく、やたら寒かった。 訪れる人数も少なく、しかし子供連れの家族組は遊び場独占となり、さすがに子供さんは寒さ知らずみたいです。
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肝心の鳥さんはというと、らしき影はちらほらと見かけるのですが、なにぶん人慣れしていないので近付くのが難しいのです。ただっ広い「多目的広場」の隅で、低木の茂みに集まっている5~6羽のホオジロを見つけました。こちらは草地でまるごしなので、警戒して枝の中から一向に出て来てくれません。
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「薬樹園」ではホウジロ、ジョウビタキ、シジュウカラなどを見かけましたが惨敗です。
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もうひとまわりと南に向かいましたが、やたら寒いと思っていたら雪が舞い始めました。 少し早いのですが、カメラと我が身を案じて帰ることに。 今日は満足に撮れませんでしたが、これもリサーチだわ。



野鳥は Panasonic DMC-G3 + Reflex-Nikkor 500mm で三脚撮影、トリミングしています。
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by Ataron | 2012-02-26 19:03 | 鳥さんの写真 | Comments(2)

明石公園 2012.02.19

2012年 02月 19日
とても寒い一日。 しかしやたら空は晴れていました。

外に出るならツグミを見たい。 そう思って海岸の松林に行ってみたのですが、カラスとハトが居ただけ。
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潮風の寒さに負けて、明石公園に向かいました。

やはりツグミの姿はなくてがっかりですが、今日はモズ君がいました。 木にもたれて手持ち撮影、10m位の距離で少しトリミングしています。
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低い枝と草地とを往復して、地面の餌を漁っていました。 どうやらコンタクトが出来て、もっと色々撮らせてもらおうという所で、邪魔が入ってしまいました。
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私と彼との静かな会話も、他の人には判らないですから仕方がありません。

今日はカワラヒワらしい数羽の群れを撮影出来ました。 かなり高い樹の上で、枝に残った実を食べています。
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その気で探さないと判らない木々の上層の世界です。 そんな高さに観察小屋があれば、もっと色々な鳥達を撮れるかもしれません。
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野鳥は DMC-G3 +Reflex-Nikkor 500mm で撮影、画像はクリックで拡大表示します。
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by Ataron | 2012-02-19 22:51 | 鳥さんの写真 | Comments(2)

OM-D って使えるだろうか?

2012年 02月 16日
OM-Dのマニュアルが公開されたので、ちょっと調べてみたのだけど...

一番気になるのは、MFアシストのリモコン起動の可能性。 リモコンはミニUSB端子に繋ぐ様で、このUSBインターフェイスは他の事にも使うらしい。 標準リモコンはレリーズ機能を持っているだけで、当然MFアシスト起動の機能などはない。 USB端子なので、オリンパスがその気になれば、MFアシスト起動の出来るスイッチ付きリモコンレリーズを作り、それを繋ぐインターフェイスに出来るのかもしれないが、現在はそんな事が必要と思っているとは思えない。

それで、改造によってMFアシスト起動をリモコンで出来るかというと、このUSB端子では逆に改造困難な気がする。 USB端子が物理的なコネクタとして利用されているだけなら組し易いが、PC同様にUSB端子(シリアルバス)として扱っているとしたら、改造はソフトウエア的なアプローチも要し、私には困難となる。 (Made in China のユニークなアダプタが登場するかもしれないが)

従って、三脚/リモコン使用の望遠撮影では、OM-DがG3より特に有効な点は今のところ見あたらない。

一方、手持ち望遠撮影に関しては、OM-Dは最新のボディ内手ブレ補正を備えていて、アドバンテージが期待できそうだ。 手持ちならMFアシストはボディ上のスイッチで起動することになり、その操作性やMFアシストを使ったファインダー内の像など、実際に試して確かめてみたいところ。



以上の話は、既存の超望遠レンズをマウントアダプターなどで取り付け、マニュアルフォーカスで使用することを前提としている。
本来は、絞りやオートフォーカスを本体からダイレクトにコントロールできる専用の超望遠レンズがあれば良いのだが、マイクロフォーサーズ専用の超望遠レンズ(野鳥に使えるもの)が殆どないのが実情。マイクロフォーサーズは、未だ野鳥撮影分野には充分に発展していないというべき。 今後、しだいに充実していくのだろうけど...



ここで、マイクロフォーサーズ機のOM-DやG3のくくりから頭を切替えて、「EVF式ミラーレス機」の超望遠対応の現状の問題点を整理してみる。

非常に重く移動も楽ではない超望遠域のシステムを扱う野鳥撮影の分野では、一般の撮影以上にシステムのコンパクト化は望まれてしかるべき。 しかし、コンパクト化で急先鋒のEVF式ミラーレス機は、その領域は未だ未開拓。 この現状には、いくつか理由がある。

①EVF式ミラーレス機は発展途上で、割高となる超望遠レンズが後に置かれている。
②フランジバックの短い事は、望遠レンズ系ではサイズ上で大きな意味を持たない。
③望遠レンズ系でEVF式ミラーレス機のサイズ的利点は、イメージサークル相応に後群が少しコンパクトに出来る程度。 F値に規定されて主レンズの大きさは変わらない。

つまり、EVF式ミラーレス機ならではのサイズ的アドバンテージが超望遠レンズでは出にくいため、マーケッティング的に後に置かれている。

こういった事に加え、EVF式ミラーレス機が未だ一眼レフ機の格下の性能とされ、野鳥撮影などの主力機として扱われない状況がある。

④EVFの性能が劣っていて、実像に対して遅れが生じる。 撮影時ブラックアウトがミラー式に劣る。
⑤連写/シャッター性能などが既存デジタル一眼レフには劣り、動体の高速撮影の部分での詰めが甘い。

このあたりは、システムの歴史がまだ浅いだけという気がする。 コンパクト/軽量さとコストを一定犠牲にすれば、これらの性能は改善可能なはず。 ただ、そういった製品の一般化には時間が必要なのだろう。 いずれEVF式ミラーレス機が既存の一眼レフ機とこの様な性能レベルで肩を並べる時が来るはず。

⑥受光面サイズ/画素サイズと画質の問題

超望遠はF値が暗くなりがちで、画素サイズの最適化が必要。 これは、受光素子の高画素追求を優先しない、画質/最適画素数の追求がトレンドにならないと答えの見えにくい問題。
ボディ設計は超望遠専用ではないし、EVF式ミラーレス機は小型受光素子が今後も先導するだろうから、小画素傾向は強く評価判断は難しいだろう。 (小型受光素子が35mm換算焦点距離を大きくする事は、この際全く意味が無い) 本当は、超望遠に向いた受光素子の専用ボディが欲しいところ。



しかし、EVF式ミラーレス機が超望遠撮影にやはり向いている点を確認しておきたい。

⑦ボディの軽量コンパクトさは、それでも有利

ミラー式一眼の小型軽量化は限度があるのに対し、EVF式ミラーレス機は高機能/大型受光素子化してもやはりボディをコンパクトに作れるだろう。

⑧EVFによる正確なマニュアルフォーカシングが可能

これは、私が現状の超望遠レンズ/マウントアダプター使用に到った理由だが、野鳥撮影などでは専用レンズが出てもMFが必要な局面が必ず残り、EVF機ではMFはより多用されるだろう。 (現状のミラー式一眼ではファインダーでMF出来なくなりつつあり、AF依存に陥っているといえる)

⑨望遠で問題となり易いミラーショックが無い

原理的に大変有利な点。 シャッタータイムラグは、一旦シャッターを閉じる必要があり逆に不利。 これは、電子シャッター(グローバルシャッター)の実用化で、いずれは解決されると思われる。

⑩像面コントラストAFは精度があり、今後発展するだろう像面位相差AFは期待できる

現状でも、コントラストAFの高速化は進んでいるが、像面位相差AFがいずれ主流になるのか。 どちらにせよ、これらの点でのEVF式ミラーレス機の将来性は明るいと思われる。 超望遠で暗いF値でそれらが有効に動作できるかは先の話だが、ミラー式に劣る理由は何処にもない様に思う。



現状のマイクロフォーサーズの超望遠の不備という事から始まったが、超望遠撮影の可能性を長いスパンで考えると、結局はEVF式ミラーレス機の主流化のロードマップに重なるに相違ないと思う。





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by Ataron | 2012-02-16 23:58 | 撮影機材/技術 | Comments(0)

Reflex-Nikkor 500mm にフードと絞り (3)

2012年 02月 12日
Reflex-Nikkor 500mm は、現代的なレンズには及ばないけれども、ミラーレンズとしてはシャープさに優れ、フィールドの実使用では気流の影響があり、絞りはマイナス効果の方が大らしいということが判りました。 これを受けて、ミラーレンズには効果の高いシンプルなフードを、あらためて作ることにしました。

これ以前に、私は三脚座の前後の向きを改造しています。 本来の三脚座の向きでは、フードの収納時に三脚座と干渉する可能性が大です。 従って、改造のない場合は、ひとまわり短いフードとなる可能性を念頭においてください。 ( Reflex Nikkor 500mm 三脚座改造 を参照ください)



レンズ純正のショートフードは、ネジ径は82mm 外径85mm 、レンズ鏡筒の最も太い部分はフォーカス合わせのためのグリップ部周囲で外形88mm です。 携帯を考えて、収納時はレンズに被せる方式が工作し易いと思われ、下図の様なデザインとしました。
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キャップは純正のレンズキャップを使い、フードの端部はキャップの外周に勘合すると都合が良いでしょう。 しかし、フードはカラーの部分でレンズに必要充分にフィットしていれば、キャップとはピッタリでなくても問題はありません。

この案の実現で、一番肝心なのはフードの筒の素材の入手でした。 キャップ外径90mmにフィットする内径90mm前後の適当な筒を入手するために、簡単なゲージを作って大型店舗の隅々をあたりました。 その結果入手したのが、タケヤ化学工業製のポリプロピレン容器です。 ネジ蓋付きの容量900ml用、緩やかな下すぼみのテーパーで、底の内径がほぼ90mmでした。 材質は適度に柔らかく割れないもので、軽いのも良いところです。 完全な円筒が工作上は楽ですが、他に見当たらないのでこれに決定しました。
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① ツイストパックという商品名で、少しテーパーがあります。
②底部と上部をカットしたところです。 (カットの方法は 円筒部材の切断テクニック を参照ください)
③レンズに合わせてみました。 切り出した部分がちょうど良い径で、キャップもフィットします。

この筒に、反射防止の植毛シートを内外面に貼り付けました。 カラー部は植毛シートを3重に重ねて貼り付けて、適度なフィット圧を得ました。 着脱が困難でなく、しかも不用意に抜け落ちては駄目ですから、フィット圧の調整はとても大事です。
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左は収納時の状態です。 レンズキャップを装着していますが、フード自体が移動時のレンズ保護になります。 右は、フードを装着した使用時です。 フードは適度な弾力があり、使用時もレンズの保護になり、使用上はメタル製より優れていると思います。

ポリプロピレンやプラスチック製で、簡単な加工で広い範囲のレンズに適応できるフード素材を、どこかのメーカーが出してくれないものでしょうかね。 純正を壊した場合や、適合フードが入手困難な場合など、それなりに需要はありそうに思うのですが。



フードには植毛シートを使ったのですが、用意していてボツになったウレタンゴムのシートをボディのグリップ部に貼付けました。
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レフレックスを着けて持ち歩くと、G3のグリップは浅い上にすべすべしていて不安になります。 ハンドストラップに手を通していても、グリップから指が抜けるのは怖いのです。 G1はホールドが良かったのに、小型化競争は良し悪し。 パナにはFやGXのシリーズがあるのだから、Gシリーズの必要以上の小型化はどうかと思います。 ぜひEVF内蔵を必要とする「撮影優先」ユーザーの方を向いて欲しいところです。 もっともG3用のバッテリーグリップを作ってくれたら解決しますが。

このウレタンゴムシートは正解で、しっとりして指のかかりも良くなりました。 写真の様に表面の凸凹や曲面にも柔軟にフィットし、スベルのが気になる方にはお勧めです。 素材はTOYOCHEM製、製品名は「 DF-2400CH CHIYODA RUBBER 」で、一番薄い1mm厚程のもので、同類のものがホームセンターで入手可能だと思います。  難点は、顔を近づけると判る程度ですが独特の匂いがあります。 新しい間だけで後に消えますが、気になる人は植毛シートが良いでしょう。

植毛シートは、Konrad Hornschuch AG製(ドイツのメーカー) 製品名は「d-c-fix」の「ベロア」、色は 黒・緑・赤・青・グレーなどが有ります。
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by Ataron | 2012-02-12 22:05 | 撮影機材/技術 | Comments(0)