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手持ちによる望遠撮影スタイルの追求

2010年 03月 02日
Tamron 46A (210mm)の手持ち撮影をしてみて、フットワーク良く動きまわり、鳥達との出会いの瞬間をハントする、手持ち撮影のスタイルを追求したくなって来た。三脚を据え、レリーズコードとアングルアームを握って撮影するスタイルは超望遠のブレ対策として必須だが、こちらから距離を狭めれば三脚の要らない望遠でブレのない素顔の彼らを撮影できる。少し盲目的だが、やはり出来るだけ引き寄せて撮りたい。そしてチャンスを増やしたいのだ。

210mmでは足りなさを感じたので、SIGMA 70-300 F4-5.6 DL という、廉価版ズームの典型の様なレンズであらためて試してみると、300mmの望遠では、どの様に構えても手ぶれがファインダー内で明らかに判る。 Tamron 46A の手ぶれ補正なしの210mmでの結果を良しとするなら、手ぶれ補正機能の助けを借りて、300mmが手持ちの撮影の限界と判断した。 開放F値はシャッター速度に有利なF2.8が欲しいが、レンズ重量が手持ちの限界を超える。 従って、F4.0クラスが重量と明るさを考えた上での現実的な選択肢と思う。

この様に考えて行くと、目的には Canon EF300mm F4L IS USM が最も適していそうだ。
手持ちによる望遠撮影スタイルの追求_b0174191_223253.jpg
ISが初期のもので、最近のISの補正力には劣り、USMも少し遅いそうだが、レンズの描写性能は評価が高い。 実際の写真を見ても、美しさが眼を惹く写真が多い様だ。

レンズの重さは1190g 、EOS7Dが820g で、およそ2kg となる。手持ち撮影の装備としてぎりぎりの選択と思われるが、果たして手持ちでブレる様なら、携帯性に優れた簡易な固定具を工夫しても良い様に思う。 いずれにせよ、フィールドで三脚からフリーになる事を目指したいわけだ。
by Ataron | 2010-03-02 00:13 | 撮影機材/技術 | Trackback | Comments(0)
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