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Panasonic DMC-G3 解体新書 (2)

2012年 01月 13日
EVF機構やストロボ機構、モードスイッチ、レリーズボタンなどは、上部筐体に纏められています。 これをボディ本体から外します。

〔上部筐体の開放手順〕
解体新書(1)の作業で、本体側面のネジSL4本とSR4本を外すと、左右側面の小側板(樹脂製)が外れます。 下図はその詳細です。
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①左側面の小側板です。
②右側面の小側板です。 こちらは、ゴム製のコネクタカバーが一緒に外れます。

これらの小側板が外れると、その内側にストラップフォルダー(金属板)が露出します。 それらのフォルダーに固定されているネジの内、黒ネジを外します。
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③右側面のフォルダーの黒ネジTRを外します。
④左側面のフォルダーの黒ネジTLを外します。

次に、ストロボを立ち上がらせ、その収納ボックス内にある2本の黒ネジFRとFLを外します。
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更に、上部筐体と本体の主基板間の配線類を外します。
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上図中で、EVFコネクターで接続されたフレキを繋いだまま、上部筐体を離脱することは出来ます。 他の3ヶ所のコネクターではフレキを抜く必要があります。(いずれのコネクターもクリップを立ててロックを外すタイプ)
但し、ストロボ用配線(太い白ビニール線2本等)は外しにくい様で本体に繋がったままとなり、EVF用フレキとともに、本体と上部筐体は完全に切り離さないで分解することにしました。 (ただし、この後の経過を省みると、EVF用フレキはこの段階で外した方がベターでした)

以上の工程で、上部筐体を本体に固定しているネジは全て外れています。 しかし、上部筐体に前部筐体の上部が噛んでいるため、前部筐体の固定ネジも外して噛合わせから逃がしてやる必要があります。
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すなわち、前部筐体を本体底面で固定している2本のネジBFを外します。
(前部筐体の固定構造はG1とは異なり、シャッターやC-MOS素子などが、前部筐体にマウント機構ごと固定されています。 この固定は触らないのが賢明と思われます。)

これで、前部筐体(シャッターやC-MOSを含む)とボディ本体(基板類やそれを固定する周囲の枠、バッテリーボックス、ストロボ用コンデンサなど)が、分かれることは無いものの、前後に少し緩んだ状態になります。
この緩みを利用して上部筐体と前部筐体の噛合わせを逃がしつつ、上部筐体を少しずつ上方へ抜いて行きます。 これは上部筐体にバッテリー端子部があり、バッテリーボックス内に下向きに噛合わさっているので、これを抜き出すための動作です。

上部筐体は、バッテリー端子部が抜けると、本体と配線類で繋がったまま背部方向に倒すことが出来ます。
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この状態では、後ろに倒したファインダー部を適当な高さの台で支えてやる必要があります。 本体側グリップの上部の穴は、バッテリーボックスに通じる穴です。 上部筐体には、穴に対応する位置に4本のバッテリー端子部(金色)があるのが判ります。

これで、上部筐体のスイッチ部等にアプローチ出来そうです。


  この Panasonic DMC-G3 の改造記事は(1)~(8)まであります。
  以下にリンクをまとめましたのでご参考に。
     Panasonic DMC-G3 解体新書 (1) 背部筐体の開放手順
     Panasonic DMC-G3 解体新書 (2) 上部筐体の開放手順
     Panasonic DMC-G3 解体新書 (3) 上部スイッチ基板の取外し
     Panasonic DMC-G3 解体新書 (4) 上部スイッチ基板の配線解析
     Panasonic DMC-G3 解体新書 (5) 上部スイッチ基板の改造
     Panasonic DMC-G3 解体新書 (6) 上部スイッチ基板の改造(最良案)
     Panasonic DMC-G3 解体新書 (7) 主基板の取外しとリモコンジャック部の改造
     Panasonic DMC-G3 解体新書 (8) 専用リモコンとiAスイッチ


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by Ataron | 2012-01-13 01:19 | 撮影機材/技術 | Comments(0)
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