上部筐体のスイッチ部を分解して、そのプリント基板部を調べてスイッチ類の構造と配線を明らかにする必要があります。 この分解作業のために、上部筐体と本体間で残っているEVF用フレキも外しました。
残る配線はストロボ用配線だけになり、これもEVF側面でV字に絡められているのを外すと、上部筐体と本体の間に余裕が出来ました。
本体はマウント面を上向け、上部筐体は逆立ちに配置して撮影したのが下です。
この配置では、上部筐体のレリーズスイッチや後ダイアルに関係するスイッチ基板が下面側から写っています。
上部筐体にスイッチ基板は下の3ヶ所のネジで固定されています。
下の左はスイッチ基板を外して手前に移動させた状態です。また、右はスイッチ基板を反転させた上面側です。
後ダイアルは、スイッチ基板の固定ネジを外すと基板とはフリーになります。 ただしフレキでスイッチ基板と繋がっています。 スイッチ基板の上面側には2個のタクトスイッチがハンダ付けされています。 小さい方が「iA」スイッチで、大きい方がレリーズスイッチです。 上の写真の左側に、それぞれのタクトスイッチを押すボタン機構が写っています。
ざっと見わたしたところでは、MFアシストの別スイッチを設ける余裕が、上部筐体には無い様に思われます。 最終の方針(改造断念も含め)は決めないものの、「iA」スイッチの代用が最も有力と考えています。 現在、スイッチ基板の配線状態を調べているところです。
どこまで行けるのだろうか、今回は少し自信がありません。