一日置いて、ちょっとした失敗に気付きました。 最初のテスト段階でB点の傍でパターンカットしたので、改造配線の場所が「iA」スイッチからとなってしまったのですが、実はもっと良い改造の仕方があったのです。これは、後から言えることですが...
「iA(オートインテリジェント)機能」を全く使えなくするので、こんな改造をする方は希れかもしれませんが、ベストな配線方法だと思われるので以下に改めて纏めておきます。 説明不足の部分があれば、以前の経過を参照ください。
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〔後ダイアルプッシュ機能を「iA」スイッチでも可能とする改造〕
(注)後ダイアルのプッシュが重たいことを回避する目的で、「iA」スイッチを利用します。
(注)オートインテリジェント機能は他に起動手段がなく、全く使えなくなります。
下は解体新書 (5)の「上部基板表面の部分拡大①」で、10kΩがある周辺です。 改造はここの場所だけで完了します。
上図①は本来の状態です。
●A点から可視のパターンが10kΩ抵抗の端子に伸び、端子を経由して上方へ更にパターンが上がっています。これは、最後に基板全体のフレキに繋がります。
●A点からは、「iA」スイッチのB点に繋がる不可視のパターンが潜っています。
●10kΩ抵抗の上側の端子からのパターンはすぐに潜り、基板裏面のパターンで小フレキコネクタを経由して「RP」スイッチへ繋がっています。
上図②は、改造の方法です。
●A点直上の短いパターンを切断します。(c---c 間)
●図示のとおり、A点と抵抗右上のポイント間を被覆ジャンパーで繋ぎます。
下は、この改造を回路図にしたものです。
ハンダ付けし易いポイントが使え、ジャンパー距離も短くて済みますから難易度が低い最良の方法と思います。