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マウントアダプターの漏光(1)

2012年 05月 29日
マイクロフォーサーズ用のマウントアダプターは私の必須アイテムになっています。 これらは比較的安価な輸入品を使っていますが、先日僅かな漏光に気付きました。 ずいぶん悠長だと思われるかもしれませんが、マクロレンズを着けて色々な姿勢で撮影していて初めて気付いたものです。 特別な条件でしかこの不具合がはっきり出ないのですが、今まで僅かずつ撮像に影響が出ていた可能性はあります。



画像右側の幅のあるラインに気付いたのは、明るい窓辺で室内の物を覗いていた時です。 下の写真は、なるべく強く出る様にして調べていた時のもので、少しレンズの向きを変えると消えてしまいます。
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右隅の帯部にも像があり、最初はEVFファインダーの不具合かと思いましたが、2つのボディで再現してマウントアダプターを疑う様になりました。(実は、隅は正常で他の全体の方が問題だったのです)

当初、マウントアダプターの筒内面の反射ではと考えました。 特にこれはNikon→M4/3用で、マクロレンズを着けカメラ側から見ると、マクロのマウント部のアルミ色の地が少し見えるので、そんな憶測をしたのです。
内部反射を抑える対策として、アダプター内部に部分絞りを入れてみることにしました。
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①アダプターのレンズ側からの写真。 レンズ側マウントは4本のネジで簡単に外せます。
②レンズのロックピンが外れます。 根元のバネを失い易い。
③ロックピンの根元は、バネと共にこの穴に刺さる構造です。
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④絞りに使った0.5mm厚程度のプラ板。 細いマイナスドライバーで絞りラインを作図しています。
⑤カッターでおうよその形まで穴を拡げ、棒ヤスリで穴を整形し、サンドペーパーで仕上げています。 穴の大きさは 26mm×18mm で、組み込み誤差でケラレを生じない様に、撮像素子より適当に大きめです。
⑥両面テープでマウントアダプターの内側の底に貼り付けて完成。 カメラ側マウント部から見たところ。
⑦カメラ本体に着けたところです。

で、早速マクロレンズを着けて再現テストをしてみました。
b0174191_1165165.jpg
⑧今度は画面半分にまで右のラインが拡がった。 このあたりで、やっと左側の方が問題だと気付いたのですね。
⑨漏光が撮像素子を照らしていたのだと、ようやく判りました。 ロックピンの周囲からです。 光漏れを強調して撮っていますが、普通に構えると、このピンの周囲に手が来る事が多く、気付き難いでしょう。
⑩遮光のために薄めの黒いシートを貼りました。 分厚いと、マウント面を取り付けると押し剥がれてしまいます。 薄い金属板ならベストですが、今はこれでよしとします。
⑪シートを判り易く写したもの。 ロックピンの手前面が削れていますが、これは最初からです。 この面がシートを少し押すので、後で更にヤスリで削り整形しました。

他メーカー(輸入品)のマイクロフォーサーズ用アダプターも、程度はましですが漏光していました。 マウントアダプターのロックピン部は、漏光しやすい場所の様です。 御同好の方、一度チェックされたらと思います。
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by Ataron | 2012-05-29 01:36 | 撮影機材/技術 | Comments(0)
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