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ELECOM M-FG シリーズ マウスの分解修理

2012年 07月 22日
ELECOM製 マウス M-FG シリーズ は光学式で手に馴染んで使い易く、私は3台程使用して来ました。 何年も使用すると、左のマイクロスイッチがダメになり、変な動作をし始めます。 ヘビーユーザーならたいてい経験されているのではないでしょうか。

最近もまた故障したので分解して、今回は古い同型からマイクロスイッチを戴いてスイッチ交換をしましたが、ほぼ使用しないロータリー押下SWを交換に供出すれば、一台のみの所有でも生き延びさせる事が可能です。 掃除のみで不具合が改善する場合もあるので、以下にこのシリーズの分解方法をまとめました。



以下の分解手順は、ELECOM M-FG ~ という型番に共通と思われます。 このシリーズは垢抜けた構造で、ネジ一本で筐体が開きます。
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①マウス背面の尾部側のネジAを抜きます。 マウスの筐体上部と底部は、尾部側から開いて簡単に分離できます。
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〔筐体上部側の分解〕
以下の手順②~⑦は、筐体上部の分解です。 ゴミ清掃等のために必要な場合にだけ分解します。

②外したマウス筐体上部です。 内側中央に2ヶ所のプラスチック爪Bが見えます。 矢印方向に細いドライバーで押して爪を外すと、筐体上部の中央の「ELECOMの銘板」が外れます。
③外れたELECOMの銘板です。 Bは足の長い爪です。
④クリックするプレート部は、根元が2ヶ所の爪Cで筐体上部に固定され、2ヶ所のDで掛かっています。 プラスチックの爪Cを矢印方向に開くと、プレートの固定が外れます。
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⑤プレートを上部筐体から外す様子です。 爪Cを外すと、プレート根元Eは上方に、プレート先端Fは下方にと、シーソー様に分離します。
⑥左が外れたプレート、右はELECOMの銘板。
⑦プレートや銘板を外した筐体上部です。 Gの様に溜まったゴミがクリック動作を不良にする場合があります。

〔筐体底部側の分解〕

⑧マウス筐体底部です。 メイン基板Kは特に固定ネジはなく、底部から浮かせて取り外せます。この時、ホイールHも一緒に外れます。 基板Kを退けると、下にセンサー導光パーツIがあります。これも固定がなく取外して清掃できます。

〔基板の電子パーツの説明〕
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●SW1は左クリック用マイクロスイッチ。 これの経年劣化が最も生じやすいトラブル。
●SW2はホイール押下用マイクロスイッチ。 普通は一番使われないスイッチでしょう。
●SW3は右クリック用マイクロスイッチ。
●SWRは、ホイール回転を検知するスイッチ。
SW1~SW3は同じマイクロスイッチが使われていますので、ハンダ作業で交換できます。

下はハンダ作業の様子です。 左はハンダ付けを外してマイクロスイッチを基板から抜いたところです。 右は基板裏面。
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ハンダ外しは色々方法がありますが、ハンダ吸着用のメッシュで溶かしたハンダを吸着するのが、簡単で一般的でしょう。 私はコテで溶かした直後に、基板を軽くゴミ箱の縁などに打ち当て、ハンダだけを飛ばすという事でやっつけます。 デリケートな基板や大きな基板はダメですが、それ以外はたいていこれでいけます。

大方のハンダが無くなったら、パーツを引き抜く力を適度に与えながら、もう一度ハンダコテを順にあて、少しずつ足を抜きます。 抜いたパーツを再利用する場合は、ワット数の大き過ぎるコテは避けるべきでしょう。



by Ataron | 2012-07-22 16:50 | PC環境(ハード/ソフト) | Trackback | Comments(0)
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