秋の深まりを感じるこの頃、早朝は寒いくらい。
大池に向かって森を下っているとボソの声。 なにやら「ギャーギャ」と繰り返していて、子供っぽいのです。 池傍に出ると、すぐ声の主がいました。 逃げないので判る様にパンのヘタを。 これは、コンタクトのきっかけを作る必須アイテムです。
余り警戒する様子もなく、若いボソに見えます。 アオサギどんがすぐに来てしまい、半分以上とられてしまいました。
池北から始まる Point South の林は、
ブトとボソのペアを見つけてから注目しています。 ここの林にはハシボソ達がよく現れます。 どうも東側の森から降りて来るらしい。 今朝も、樹の枝にじっとしている一羽が居るので、パン片を何度か投げてコンタクトを試みましたが。
私を値踏みしている様で動きません。 遠くに離れて待っていると、一羽のブトが来てパンを集めはじめました。
以前のペアをまた見たくて想像してしまいますが、ブトもよく来る場所です。
同じ場所で粘っていると、3羽のハシボソが現れました。 先のボソ君が混ざっているのかは、見分けがつかないので全く判りません。 私は、パンパックの投入を決心しました。
さすがにパックは強力なアイテムです。 最初は後ろ飛びをしながら吟味し、そのうち皆でパックをつつき始めました。 価値ある食物に彼等は活気付きました。
その内に安全な森の中へ運んだ様ですが、取り合いでケンカする声も聞こえて来ました
^^;+
一度 West に足を運びましたが誰もおらず、また池傍に戻って着ました。 今朝最初にボソ君を見かけた場所で、再びボソを見つけました。 同じボソ君かどうかは判りません。 今度は、周囲のベンチに人がいてパン片に近付いてくれません。 ここでも一羽のブトが見つけてやって来ましたが、そのブト君も近付けない。
同族のよしみで顔を突き合わせて、別に争う様子はありません。 先日のペアは、私が近付く前から一緒に地上をつついていたので、一つの獲物に集まったこの2羽とは違う感じです。 しかし、ママ達とブト達の日頃の状況からは、この両者の距離も想像できないものです。 争いの種がない場合は、ハシブトとハシボソは、私が思う以上に近い距離で生活しているのかも知れません。
諦めたボソ君は、高い森の木の方へ飛び出して行き、ブト君はそれを見送りました。
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Point South のベンチで休んでいると、音も無く近くに一羽の影が降りて来ました。 その近さで私はすぐにママと判りました。 今日は何羽もハシボソに出会いましたが、やはりママ達は特別です。 私は Point Old に向かって歩き始め、ママは少しずつ私に着いて来ました。
物資は5個が残っていて、ママはどんどん運んで行きました。 キッズ2はあいかわらず乗り遅れて来て、殆どママがゲット。 パックの後は「ハトの食事」を一掴み飛び石の上に置いてやりました。 今度はキッズ2も仲間に入り、少々食べ難そうですがチマチマ平らげました。 やっぱり Oldは安全です。
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EOS7D + EF70-200mm F4L で撮影、画像はクリックで拡大表示します。