10月初日、雨が一時止む午後を見計らって公園に。 天気予報は正確で、強い風にも関わらず晴れ間さえ見え、とても興味深いことに遭遇しました。
キジバト(全く野生のハト)以外のハト達の姿はなく、Point South 周辺にはチラホラとハシボソやハシブトを見かけました。 意外にハシボソ達が多く、パンのヘタを少し供出すると、かなり警戒されつつも何羽かのハシボソ達の気をひくことが出来ました。 芝生広場を横切り West の様子を窺いに行くが誰も居ません。 しかし West の森から戻ろうとすると、近くの芝生にハシボソが居ます。 とにかく森の中からパンを投げると、気付いた2羽がおっとりで近付いて来ました。
集めたパンを足で押さえて、広場の柵で料理。 下のもう一羽の方はちょっと臆病そう。
彼等はなんと芝生にパンを隠しました。
ママ達はこんなオープンな場所には隠しませんが、すぐ後で取りに来ていた様です。
後から来た別の一羽が、残っていたパンをゲットしました。 強面のポーズで尻尾と頭の毛を立ててます。
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風が強く雲行きが怪しい天気、公園を行く人も少ないとカラス達は自由な姿を見せます。 遠かったのですが、2羽のハシブトに近付いて仲間の様にふるまうハシボソを見つけました。 スリムな体形ですが、毛の色は茶が混じり若そうです。 例のハシボソなんでしょうか。
ズタズタになった張紙が強風でピラピラしていて、それに大変に関心を示すブト君。
もう、これは放ってはおけない様です。 もしかして、ズタズタになっている方は彼の日数をかけた作品なのか。
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West と South の間をうろうろしていたのですが、ママ達は4時半を過ぎて West に現れました。 いつもの場所で無事に物資伝達です。
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ハト達の餌が全く残っていました。 South に戻って見ると、高い樹上にカラス達が集まっています。 下の写真では6羽います。
そこで、水場周辺にパンと一緒にハト達の餌を撒きました。 上から様子を見ているはずですから。 少し離れて待っていると、やはり何羽かがゲットしに降りて来たのですが、彼等が食べている間にその横の芝生広場にカラス達が集まり始めました。
どこに隠れていたのか、少しずつ舞い降りて来て数が増えて行きます。 数が増えて来ると、周囲の道を人が通る位は気にならなくなる様で、遊んでホタエている様なヤツもいます。 遠いのですがみなハシボソの様に見えます。 餌を漁るのが目的ではない様で、数を知りたいので遠巻きに撮り続けました。
上は広い芝生広場を収めきれないので合成したものですが、26羽が写っています。 実際はもう少しいたかもしれません。 これは塒入り前の集合ではないかと思います。 ここは都市公園ですし、塒(ねぐら)に集まるカラスの数はヒト桁違います。 普通、この様な小集団に集結してから塒に向かうのだそうですが、何度も見ることが出来たら塒を探してみたいもんです。
残念なことに、一匹の子犬連れの姉さんが、このパラダイスを壊してしまいました。 まあ、また見れるでしょう。
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EOS7D + EF70-200mm F4L で撮影、画像はクリックで拡大表示します。