ブラウザ画面で、ページの主要な文書内容に使われるフォントを仮に「本文フォント」と言うことにします。 新聞なら見出しではなく記事本文のフォントが「本文フォント」というわけです。
もし、文章をちゃんと読もうと思った場合、この「本文フォント」を見やすい様に、ブラウザのズームを調節すると思います。 あるページの「本文フォント」が大きく、そこからそれが小さな他ページに移った場合、余りに落差があれば戸惑い、ブラウザの調節をせざるを得ません。 最もそういう確率の少ない「本文フォント」のサイズは、結局は最も多数派のサイズという事になるでしょう。
ブログのスキンアレンジやブログ編集画面のアレンジを手掛けていると、他の人から見てどう見えるか、他の人が使ったら使い良いのか、と言う事を考えます。 この事に関係して、最も多数派の「本文フォント」のフォントサイズを調べたのですが、「13px~16pxが最も多いと言われている」程度のことしか判りませんでした。 私は現在のブログスキンの「本文フォント」のサイズを16pxにしていますが、これが適当なのかが気になり、色々なサイトを実際に調べて見ました。
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実際に私が「お気に入り」に設定しているサイト、頻繁にお世話になるサイト、公的サイトやすぐ浮かぶ有名サイトなど、一般の「各種サイト」を先ず調べました。 また、それとは別にブログシステムを基盤にした「ブログサイト」を調べ、その結果を集計したのが下のグラフです。
母数が足りていない気がしますが、「各種サイト」は13pxから16pxに大きな山をなし、もっと調べるとなだらかな幅のある山になりそうです。
端数サイズも多く、複数サイズを使う事が多く、下の「ブログサイト」に比較して
大きいサイズを普通に使うという傾向を感じます。
「ブログサイト」の方は、私の各種ブログリンクを端緒に調べて行きました。 こちらは、13px(small)が多く、各種サイトではあまり見られない12pxという小さなサイズも散見されます。 ブログ各社が提供する公式スキンの指定がそのまま反映され、エキサイトもこれが殆どです。 他社ブログには、サイズが色々分散して、簡易なアレンジ機能があるのかと思うブログもあります。 サイズを指定できる人は大きめのフォントを選択する傾向があり、それが16pxを中心とした小さな山を作っている様です。
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私のメインモニターでの話ですが、13px(small)の「本文フォント」の画面は、ブラウザの拡大率「150%」が必要です。 ドットの少ないサブの汎用モニターでも「125%」が必要です。 16px(medium/ブラウザデフォルト)の「本文フォント」なら、メインで「125%」、サブで「100%」という感じ。 なんでエキサイトは小さい文字が好きなんだろうと、つい思ってしまうんです。
安い汎用モニターでなんの拡大もしないで、普通に読める16pxあたりが本来じゃないのかなぁと、思う今日この頃。