ブラウザのユーザー調査を騙る詐欺が頻発している様です。 私も、昨日ネット検索から調べものに行った先の、まともな個人サイトで出会いました。
そのページを開いてほんの少し後に、突然ブラウザ(私の場合はChrome)のウインドウが暗転し、下の様なもっともらしい画面が出ました。
上はネットから戴いた昨年バージョンの様ですが、私の見た画像は更に「本物らしい」内容だった気がします。 しばし怪しいが「本物かもしれない」と考えてしまいましたね。 「~が当たる」などに先に目が行けば完全に疑ったはずですが、「Chromeユーザーの調査」という部分に気をとられました。 それは、まことしやかに「Google Chrome のユーザー調査」を訴えます。 私は結局、URLが見たことないので、後で確かめようとページを閉じて正解でした。 こういうの、セキュリティアプリはブロック出来なかったのです。
要するに、クレジット番号や個人データを狙う詐欺らしく、ページに設置された宣伝に隠れて、たまたまページを参照した人に表示される仕組みだとか。 ページの所有者も宣伝事業者すらも気付かない内に設置され、同じページに行っても2度目がなく、仕掛け場所の追跡をくらます様です。 宣伝を通じてこの様な仕込みを実行させる事態は、まともなサイトや有名サイトを開いただけで危険な窓口に立たされるという事で、困ったものだと思います。
以下のリンクに、最近の関連ニュースがあります。 他のブラウザ版もあるそうで、ご用心のほど。
「ユーザー調査」、実はカード番号収集の詐欺 読売新聞(YOMIURI ONLINE)