カラス達に食していただく物は、少しずつ工夫する様になりました。
● 持ち運びし易く周囲を汚さない
撮影機材のバッグにビニール袋に包んで入れるので、機材やバッグに影響を与えるものは困ります。 また、撮影と物資伝達は同時になるので、直接持った時に手を汚すものは不適当です。
● 適当な距離を投げ易く、投げることで分解飛散しない
カラス達の安心できる場所に投げる必要があり、飛距離をコントロールできるのが好ましい。
以上のことから、パンの中に具を入れたパックをつくるに至ったのです。 カラス達はパンを食べますが、どうも具の方を強く欲しているらしいのです。 私の浅学の範囲からですが、穀物系だけでなく肉脂系の食べ物を必要としている様に思えます。 補食と考えれば、何んでも食べてくれて適当でもよいと思うのですが、彼らの本来の食に関しては、今後の学習が必要と思っています。
最初はパンを4つに切って標準サイズ(写真①)としていたのですが、子供達は大きいのが苦手で小さなかけらを取ってしまいがちなので、ミニサイズ(写真②)に変えつつあります。この時の余分は誘導の際に使えます。 実際はたいていみな平らげてくれますが。
当初からメインの具は、調理パンのマヨネーズに混ぜられたコーンで(写真③)、これを標準サイズのサンドへ小分けに移していました。 このマヨネーズは粘りがあり、サンドに移したそのままでも飛散しにくく都合が良かったからです。
最近はコンビーフ(写真④⑤)やツナなどをコーンに追加しています。 このコンビーフは減塩と思っていたのですが、そうではないらしい。 なるべく添加物は避けたいですが。
パックの小型化と具の増量のために、パンの耳近くまでナイフカットを深くして懐を大きくしています。(写真⑥) 写真⑦は具を詰めた状態で、口が開いてしまう位です。
そこで、飛散を防ぐためにメルトチーズを使ってみました。(写真⑧)
メルトチーズを適当な幅のタンザク状に切ります。(写真⑨) これを具を詰めたパンの切り口に置きます。(写真⑩) このままでレンジで10秒暖め、取り出してパンの口を手で封じます。 しばらく冷ますとバックの出来上がりです。(写真⑪)
このパック方式を使えば、飛散や漏れの理由で避けていた具も提供できそうです。 食べる彼らの身になって具を考えていかないとしかられます。
理想は
山崎パンのランチパックです。 私は大好物で、販促の特性タオルまで持ってます。 あはは、カラス達に自分の趣味を押し付けているのではありません。