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Panasonic DMC-G3 解体新書 (1)

2012年 01月 10日
DMC-G3 のフィールドテストで、やはり後ダイアルのプッシュが重いという印象が拭えませんでした。 手持ち望遠撮影で、ファインダーを覗きながら後ダイアルを押すと、その操作で視野がかなり移動してしまいます。 そのため拡大したいポイントを見失い、フォーカス合わせに手間取ります。 三脚使用でも視野が動くくらいで、手持ちでの困難さは「やってられない」レベルです。 購入前に考えていた通りに、可能であれば軽くスナップ出来るスイッチを装備したいと思いはじめています。

ということで、先ずG3を分解して改造の余地を確かめることにしました。 G1の分解経験から、G3もそう苦労なく分解に着手出来ました。 現在は、背面パネルを開くところまで進みましたが、その手順と状況を紹介します。



分解に先立ち、バッテリーとSDカードを外しておきます。

下図は、背部筐体を開くために外す必要のあるネジをまとめたものです。
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〔背部筐体の開放手順〕
先ず最初はアイカップを外します。 アイカップ下面のCLとCRの2本のネジを外します。 そしてアイカップの下側を先に後ろへ引く様にすると本体から外れます。 これはG1と全く同様の固定方法です。詳細は「DMC-G1 解体新書」を参照ください。 上図の右上はアイカップを外したファインダーの状態で、銀色のELとERの2本のネジがあり、これも外します。

次に側面のネジを外します。 左側面に4本のネジSLがあり、これは全て外します。(背面側の2本は必須、前面側2本も外さないと背面パネルが外れにくい) この4本を外すと、左側面の小側板(樹脂製)が外れます。
右側面のネジSRの4本は、背面側の2本を外すだけで背部筐体の開放が可能です。(背部筐体を開くためだけなら前面側のSR2本は必ずしも外す必要はありません)

更に本体底面のネジのうち、背面側の2本のBBを外します。
以上で、背部筐体はボディ本体から後方に、液晶パネルごと外すことが出来ます。内部のフレキ配線があるので、少しずつ丁寧に背部筐体を開いて行く必要があります。
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上の写真は少し開いたところで、緑で示した2本のフレキが繋がっています。

下にフレキを外す要領を示します。①②は左の幅のある方のフレキで、①は最初の状態です。②は黒いクリップを手前に引いた(基板と垂直になるまで起こした)状態で、これでフレキの固定が外れて引き抜ける様になります。
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③④は右の細いフレキの方で、③は最初の状態で、このクリップは先とは違う固定構造です。③の黒い部分がクリップで、極細のマイナスドライバーなどで、丁寧に矢印の方向にずらします。 ④はクリップがずれて出た状態で、これでフレキの固定が外れ、フレキを抜くことが出来ます。 クリップは壊すと基板交換となりますので、注意が必要です。

以上の作業で、背面筐体を本体から完全に取り外した状態が下図です。
b0174191_23487100.jpg

取り外した背面筐体の内側の構造です。
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現在、ここまで分解を進めました。

後ダイアルや上部筐体のスイッチにアプローチするために、この先に進んだものか思案中です。 リモコンジャックは主基板の裏側にあり、アプローチには主基板全体を外す必要があるのが、少し悩ましいところです。


  この Panasonic DMC-G3 の改造記事は(1)~(8)まであります。
  以下にリンクをまとめましたのでご参考に。
     Panasonic DMC-G3 解体新書 (1) 背部筐体の開放手順
     Panasonic DMC-G3 解体新書 (2) 上部筐体の開放手順
     Panasonic DMC-G3 解体新書 (3) 上部スイッチ基板の取外し
     Panasonic DMC-G3 解体新書 (4) 上部スイッチ基板の配線解析
     Panasonic DMC-G3 解体新書 (5) 上部スイッチ基板の改造
     Panasonic DMC-G3 解体新書 (6) 上部スイッチ基板の改造(最良案)
     Panasonic DMC-G3 解体新書 (7) 主基板の取外しとリモコンジャック部の改造
     Panasonic DMC-G3 解体新書 (8) 専用リモコンとiAスイッチ


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# by Ataron | 2012-01-10 00:04 | 撮影機材/技術 | Comments(0)